アイスバケツは地球を救わねえよ。
氷水をかぶって、 筋萎縮性側索硬化症(ALS)のチャリティをしよう。
『氷水部分』要るか?と思うのだが、なぜかこれが
世界の『セレブ』の間で大流行。
アイス・バケツ・チャレンジへのリンク)
なぜ氷水をかぶることがチャリティになるのか。
この、ドリフのコントみたいな動画をYou tubeで見て
『おー、ALSかわいそー。』ということに
なるのか?
全然わけわかんねえ。
『アイス・バケツ・チャレンジは、筋委縮性
側策硬化症(ALS)の認知を高め、寄付を募る
ための活動。』、だと。
それは構わないとしても、薄気味悪いのは、
氷水を被った人は、『次に被る人3人』を
指名できる。
『指名された人は、おとなしく寄付をするか
氷水をバケツでかぶり、
それをソーシャルメディアに投稿するか、
もしくはその両方をやるか選択する。』
というのがルール、なのだそうだ。
うわあああ、きもちわるい。
公開のカツアゲ、あるいは
『不幸の手紙』。だよな。
『誰を指名した』、『なぜおれを指名しない』
ということでも騒ぎになるだろう。
秋元、相当額に来てるな。
(指名されても拒否することはできるらしいのだが、
世界中に公開される動画で地球に名前が
さらされるのだ。断りにくいだろう。)
こんなネズミ講みたいな方式がまかり通るんなら、
ALSの人への同情は偏見に変わるだけじゃないか?
それでも世界では、この
『悪魔のいいとも』で
とともに
ソフトバンク・孫さん。
ショック死するよ?
iPS細胞の山中先生
水はかぶらないけど寄付をしたオバマさんを
はじめとして
日本でも、超有名タレント、田村某などが
氷水をかぶっている。
いずれ10年もしたら、場末のキャバレーで
『あっ、亮子の奴、
先輩を差し置いて氷水かぶろうとしてますぜ』
『ふんっ、なんだい?氷水かぶって10年
このあたしが、肺湿潤で死にそうなのに、
それは何の嫌味だいっ?』
『ママっ。隣のラーメン屋の居候のアル中の
五郎太が水垢離をしていますっ。』
『なあんだってえ?』
『へへへ、お、おいらもさ、指名、を受けたんだよ』
『誰からさっ.』
『西口のホームレスのキィ公だよう。』
『…な、なんでそんな奴からっ。』
『あはは、「3人ずつで10年だったら」
俺たちのところまで下りてくるわけよう。』
『…くっ。あたしは大統領と同じ時期に…』
あー、こういう体育会系の発想の運動っていや。
あるいは売名行為か?
ちなみに、この『運動』が始まったのは、
今年の7月ごろ。
創始者のひとりコーリー・グリフィンさんは、
8月16日に。
事故死、という報道が多いがどうでもいいや。
脊髄を折ったそうです。
享年27。
『先生、いま氷水を被るのがトレンディでしてな』
『ほうっ、そうか。』
ばしゃー。
『う、うぐぐ。』
『よっしゃあ、心筋梗塞。』
では、『今日の一枚。』
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