ノーベル平和賞で、日本全国民に1円を
えーと、なんとも不思議なニュース。
『神奈川県座間市の主婦鷹巣直美さん(37)
が思いつきで始めた取り組み。
昨年1月、インターネットで見つけた
ノーベル委員会に、英文で「日本国憲法、
特に第9条に平和賞を授与して下さい」
とメールを送信。その後も計7回送ったが、
返事はなかった。
……
友人に教えてもらい、署名サイトを
立ち上げると、5日で約1500人の署名が
集まった。
ノーベル委員会に送信すると、
すぐに返事がありノミネートの条件がわかった
国会議員や大学教授、平和研究所所長、
過去の受賞者らが推薦できる。
受賞者は人物か団体のみ。
憲法は受賞できない。
考えた末、鷹巣さんは受賞者を「日本国民」
にした。
「9条を保持し70年近く戦争をしなかった
日本国民の受賞に意味がある。
みんなが候補として平和を考えるきっかけに
なれば」、と。
この取り組みを
相模原市の市民団体「9条の会」などに
報告すると、
協力者が次々現れ、
8月には「憲法9条にノーベル平和賞を」
という 実行委員会が発足。
実行委は今年2月1日までに大学教授や
平和研究所長ら43人の推薦人を集めた。
推薦状に2万4887人の署名も添えて
ノーベル委員会に送った。』
(朝日新聞の記事へのリンク)
で、これが今年のノーベル平和賞の有力候補
なのだという。
この素敵な話題を載せているのが、
さっきの朝日新聞とこちら)
こういう文章の不思議なところは、
一個人『鷹巣 直美さん』ではないんですね。
『神奈川県 座間市の37歳の主婦』という
雑な情報が入り
二人の子供の母親であり忙しくって、
ノーベル平和賞の応募法なんてわかんない。
友達に教えてもらって、えへ、偉い先生に指導
してもらって相模原市、なんていう
神奈川県第三位の巨大都市怖いよお。
でも、そこにある市民団体に『報告』して
しまうのである。
朝日の記者がうかつなところは、この文章、
人物や団体の上下関係が
ものすごく鮮明なんです。
だから読んでいて、
吐き気がするくらい気持ち悪い。
座間市の主婦(37)は『あたしパソコン
わかんないんだ、えへ。』
っていう顔でノーベル委員会にメール送ったと
いうが、
送るか?ふつーの主婦が。
ノルウェーに。しかも7回。
『思いつき』でそんな運動始めるわけ
ねぇじゃねえか。
ノーベル委員会から『発言小町』に
苦情が来かねない程の粘着質。
その後、『お友達に教えてもらって。』
署名を集め、相模原市の市民団体に御報告。
さらに平和研究所長なる、およそ実態が
明らかではない団体の
超えらい人を推薦人にして今回のノミネートに
こぎつけた。
日本国民全体が、今回の授賞の対象なのだ
そうです。
ノーベル平和賞の賞金は、
800万スウェーデン・クローナ。
日本円にして、およそ1億2千万円。
共同受賞の場合は、
この人たちの馬鹿 素晴らしい『活動』で
ノーベル賞がもらえるなら
日本人全員に1円。である。
やりぃ。
「憲法9条にノーベル平和賞を」委員会は、
当然公平に分配してくれるよな。
『いえ、○○基金、というものを創立して…』
とかいって
利子を掠め取るか、
運用に失敗して、いつの間にか
元本ごとなくすつもりなんだろうなあ。
では、『今日の鷹巣さん。』
神奈川県座間市の主婦鷹巣直美さん(37)
アウンサン・スー・チー
そっくりなので
間違って受賞する可能性もある。
俺たちの1円のために頑張ってくれ。
スー・チーに似てるんだから
もう少し痩せてくれ。
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