ギリシアの明日はどっちだ?
債務不履行を回避するための財政改革をめぐって、
EUと対立するギリシア。
ついに27日、EUは今月いっぱいで
金融支援を打ち切ることを声明。。
不安を覚えた市民が、市内のATMに
長蛇の列を作って現金を引き出したため、
市中銀行の資金が心許なくなってきた。
さらに欧州中央銀行(ECB)が、
ギリシアへの緊急融資の増額を行わない方針を
決めたため、ギリシア政府は銀行の一時休業、
預金引出額の上限設定など資金流出の抑制策を決定。
30日には、IMFから借りていたお金の
償還期限も来るし、
あはは、こりゃもうデフォルトだね。
というニュース。
(読売の記事へのリンク)
『緊迫するギリシア情勢。今日はギリシアに詳しい
お二方のゲストをお迎えして解説して参ります』
『どうも、ペロポネソス山田です。』
『バルバロイ岡野です。』
『いまギリシアでは、EU、ECBから
見捨てられることで信用不安の危機が
迫っています。一体どうなるんでしょう?』
『ギリシアはデフォルトしませんよ。
先に蹴飛ばしたECの緊縮案を
受け入れるかどうかの
国民投票が5日に行われます。
この民意を受けて改めてEUと交渉を…』
『ごめん。バルバロイさん。
なに言ってるのかさっぱりわかんねえ。』
『…ぶー』
『政府が国民に
政策を丸投げしてどうするんです。』
『では、ペロポネソスさん。お願いします。』
『はい。EUに見放されると、
今後の金融支援が見込めないだけじゃなく
2012年に決まった支援策も反故になって、
認められていた 180億ユーロの支援が取り消されます。』
『…むう。』
『ECBに見放されると、新規融資が
見込めなくなるばかりか
いままでの緊急融資も引き上げられて、
ただでさえ現金がなくなっている市中銀行が
軒並み倒産します』
『ギリシア中央銀行で
新規にお札を刷ったらいいんじゃないですか?』
『ユーロの発行権限を持っているのは
フランクフルトにある ECBだけです。』
『それじゃ、アテネでは100ユーロせんべいは
買えないのかっ。』
『ドイツ人もせんべい食わないから
フランクフルトでも売ってないと思いますよ』
1万円札せんべい
『じゃあ、むかしのドラクマをもう一度刷る』
『かけらも信用がないから、たちまち紙くずですね』
『じゃあ、名前を変えて、「グリーク・ダラー」。』
『よしましょうよ。ジンバブエ・ドルみたいで縁起悪い。』
えーと、10兆ドル
『とにかく、30日に償還期限が来るIMFの
借金2000億円が払えないと、その時点で
事実上デフォルトです。
日本時間だと7月1日の朝ですね。』
『どうなるんでしょう。』
『そのままデフォルトでしょう。』
『そうなの?』
『首相が払う気ありませんから。』
とふてくされるチプラス首相
(読売)
『まあ、盗っ人猛々しい。』
『盗人じゃないですけどね。』
『国内は混乱してるんですかね。』
『こんな感じらしいです。』
市民の皆さん
『長蛇の列だ。』
『これは先週の写真で、29日の銀行の
休業措置があった時には
多少混乱したらしいですけど。』
『意外に平静ですね。』
『そうでしょう。これが日本でも
取り付け騒ぎになってるだろうし
物騒な国だったら暴徒になって銀行になだれ込みますよ』
『あ、これ銀行なんだ。』
『そう。で、それよりもこの写真で注目して欲しいのは
ATMが歩道に面してるんです。』
『あ。』
『日本だったら振り込め詐欺が来るだろうし
他の国でもおろした金をかっぱらう奴とか、
出てくると思いませんか?』
『うーん。』
『なにしろあの国は観光地でもアテネ市内でも
両替機が 電話ボックスみたいに
街中にあるんですよ?』
『鍵もかからないようなところに?』
『あの国の人達は、こういう事態に
馴れちゃってるんじゃないでしょうか』
『いい国っちゃあ、いい国かな。』
『だめな子ですけどね。』
では、『今日の二枚。』
いまニュースで出てくるアテネの中心部には
ギリシアの議会議事堂があって、
ものすごくゆっくり歩く
『今日飲みに行く?』
『ごめん。金ない。』
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