サンタ、破産
サンタクロースの所属オフィスが破産した。というニュース。
(ロイターの記事へのリンク)
『なんじゃ?それ。』
『えーと、フィンランドのサンタクロース・オフィスが、
2770万円の税金の未納付で破産、ですと。』
『そんだけの負債で?』
『だから、「一週間あれば資金は調達できる。」って。』
『しかし、それはつまり「資金繰りのショート」ということで
普通の会社なら倒産ものだ。』
『あ、そうか。』
『サンタって、そんなに財務管理が甘いのか…』
『あるいは、つなぎ資金が借りられないくらい信用がないとか?』
『サンタが夜逃げしたらどうなるんだろうね』
もう、転職だ…
『ほーっほっほー。メリー・クリスマース。』
『わあ、サンタさんだ。』
『太郎君は、いい子にしていたから、プレゼントをあげよう。』
『ありがとう。サンタさん。』
『ちょっと待て。』
『な、なんじゃ、お前らは。』
『われわれはヘルシンキ国税庁、特別査察部のものだっ。』
『あ、マルへ…』
『税金滞納による債権の確保のために、貴様らが運んでいる
プレゼントとそり、トナカイに差し押さえの処分がおりているっ』
『くっそー…』
そりとトナカイは
くれてやるけど
プレゼントは渡さんっ
さて、『サンタ、サンタ』といってきているが、今回破産になったのは
フィンランドのロヴァニエミ村にある、サンタクロース村を運営する
『サンタクロース・オフィス』。
(フォント使いが中国あたりのパチモン土産物の匂いがする、
サンタクロース・オフィスのHP)
この『村』で、ほーほっほーといいながら観光客を迎えて
記念撮影をしたり、土産物を売ったり
『サンタさんへの手紙』を書いたりしているんだそうだ。
なに、破産じゃと?
ここ以外にも、デンマーク、グリーンランドの
『国際サンタクロース協会』なるところが
全世界で120人の『公認サンタ』を認定し、
世界各地を訪問したり啓蒙活動をしているんだと。
日本にも『公認サンタ』がいて、それがこの協会の
日本支部長『パラダイス山元』さん。
パラダイス…
坊主が『極楽』って名乗るみてえ…
強烈なキャラクターの人みたいだ
まあ、こんな騒ぎがあってもサンタ村は大丈夫だと思うが、
サンタが失業したり、やけになったサンタが
では、『今日の「破産寺」。』
福井県にある永宮寺。
開基14世紀末の名刹なのだが、2,005年に
自動納骨システムを備え、インターネット墓参りに対応した
5000基の霊園を建設した。
ところが、まったく売れずに破綻。
ついに宗教法人としては前代未聞の破産となり、
わずかな購入者には遺骨を返還する、という
恥さらしな事態となった。
現在、絶賛経営再建中。
もうひとつ。
淡路島の『世界平和観音寺』
高さ100m
首の籠は展望台。
1,977年建設。
1,988年、オーナー死去。妻が相続。
2,006年、妻も死去。閉館。
2,008年、運営会社倒産。競売が行われるも不調。
現在、台風で倒れるんじゃねえか?と、
期待されている。心配されている。
ここは、宗教法人ではないけれど
『破産寺』としては、日本一有名な
(クリックしてくださいな)
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