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2015年10月の投稿

2015年10月31日 (土)

ハロウィン・ラプソディ

『長官。朝鮮総連の代表者が面会を求めて来ています。』


『あー?総連?』


『長官っ。いま朝鮮中央テレビで「偉大なる指導者、金正恩同士」が

核ミサイルの発射実験を行う決断をした、という放送をしています』


『なんだとっ?』


『この放送のことがわかるかも知れません。

総連の代表者にお会いになりますか?』


『なんであいつらは、みんなデブの着ぐるみを着てるんだ?』


『グレートファミリーの仮装じゃないでしょうか。』


『しかし、いくらなんでも日本の官房長官が

総連の代表者と話は出来ん。

お前、訊いてこい。』


『ははあ。えーと、ご用件は。』


『トリック・オア・トリート。』


『は?』


『食料援助して、経済封鎖を解かないと 

ちょっと、いたずらするハムニカ。』


『だそうです、長官。』


『まてまてまてまてっ。

ちょっとのいたずらじゃすまねえぞ?』


『古古古古米くらいくれてやりますか?』


『馬鹿言うな。拉致問題の回答なしに援助などない。
 

万が一援助するとしても、そんなくず米はやらん。』


『じゃあ、米ぬかと麦で出来たフスマとか?』


『くれてやるとすれば、キロ5000円の最高級米だ。』


『え?もったいない…』


『施しってのはそれでこそ粋だろうっ。』










『しかし、5年前には正体がわからなかった、ハロウィンも

日本では「仮装パーティ」として定着しましたね。』

(ハロウィン なつやすみ 2010年10月31日)


『30日から31日の深夜まで、大騒ぎになるんだろうなあ。』


『渋谷とかねえ。』


『まあ、普段コスプレなんかしない人がノリで参加できる 

ってのはいいことなんだろうけど。』


『たしかに、普通のおっさんがコスプレイベントに行くのは

勇気要りますよね。』


『だけど、こういうふうに騒ぎになると、

「私はヨーロッパに20年以上住んでいました。

ハロウィンでは酔っぱらいがさらに仮装して、

大勢で興奮しているのでうんざりします。」

とか言い出す奴がいる。』

(ばか発言小町 やっぱり読売。)


『これ、「ヨーロッパ在住」のくだり必要ないでしょう。

酔っぱらいの馬鹿騒ぎがいやだ、だけでいいでしょうに。』


『「あたしは在欧歴が長いから本場なの」

って言いたいんだろうさ。』


『仮装に特化しているのは、日本だけらしいですが。』


『だけど、こうやって

「ほら、外国では」って言う奴がいる。

本当に反吐が出るくらい嫌だ。』


『ローマ教会が、いやいや邪教徒に異端の風習を認めてやった

だけなのに、ねえ…』


『大体アメリカなんか死体の人形を庭先において

騒ぎを起こすと大喜び、っていう馬鹿が、

あちこちにいるらしいぜ。』







『これ、いたずらを仕掛けたおばさんが

得意そうにインタビューを受けてるのが

なんとしても頭悪そうですよね、』


『粋じゃないねえ。』


















『かと思うと、今年は、山口組が例年行ってきた 

ハロウィンのイベントを中止。』


『組員が警官の仮装でもするんでっか?』


『いや、仮装して、山口組総本部にやってきた近所の子供に 

組員がお菓子をあげるんだ。』




『灘区のガキ、元気っすね。』


『ところがこれが今年は「諸般の事情」によって中止。』

(産経WESTの記事へのリンク)

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諸般の事情…

















『日本国は、アメリカの「フリーダム オブ ナビゲーション」作戦

に続いて、中国が暗礁を埋め立てた「偽物の領土」の

12海里内を航行するっ。』


『自衛艦出すんでっか?隊員の応募が減りまっせ。』

(東京新聞の記事へのリンク)


『15式移動型浮島「ひょっこりひょーたん」だっ。』


『自衛隊の制式なんですか?』


『しかもこの舟には、シーランド公国伯爵であらせられる

西川きよし卿がシーランド公国大公のマイケル・ロイ・ベーツ公の

親書を持って同乗される。』


『シーランド公国?』


『第二次大戦中の人工島を占拠して出来た「独立国」だ。
 

ベーツ公の親書には「同じ偽物領土どうし仲良くしましょうや」 

として、相互承認の申し出がしたためられている。』


『ハロウィン、どっか行っちゃいましたね。』


『あ、いや仮装ってのは人間だけじゃなくって

あいつらが「領土」と称している暗礁だって

偽もんじゃねえか、と…』














では、『今日のゾンビ。』










いま、ちまたにあふれているはずのかわいらしいゾンビ

で満足している皆さんに贈る。



6年前、アメリカのニュースサイトに載っていた 

ベスト・オブ・ゾンビ。

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真っ黒なカラコン 

化粧、血糊









暗がりであったら、泣く。










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2015年10月28日 (水)

清兵衛とハロウィン

清兵衛は、激怒した。





彼が丹精した、ジャックランタン用のカボチャを

父が、玄能でたたき割ってしまったからだ。 

 

 

『子供のくせに、南瓜いじりなぞをしおって……。』

 

『堪忍してつかあさい。もうすぐ、「はろうぃん」なんじゃ。

今年こそ、村で一番のランタンを…』

 

『そんなおもしろうない形のばかり、

もちっと奇抜なんを買わんかいな。

バーキンの南瓜というやつはすばらしかったそうじゃ。

えらい大けえ南瓜じゃった。』

 

『あの南瓜はわしにはおもしろうなかった。

かさばっとるだけじゃ。』

 

『子供じゃけえ、南瓜いうたら、

こういうんでなかにゃあ気に入らんもんと見えるけのう。』

 

『父さん、わしをバンコクの学校へ遣らしてつかあさい。』

 

『どがいするんね。』

 

『「ふるうつ・かあびんぐ」っちゅうやつを勉強したいんじゃ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『で、この与太話は、どこで落ちるんです?』

 

『どうしよう…』

 

『清兵衛は激怒した、

っていうセリフを書きたかっただけですよね。』 

 

『…うん。』

 

『「清兵衛は悲しんだ」っていうほうがよかったんじゃあ…』

 

『山椒魚?』

 

『大体「清兵衛と瓢箪」って、教科書にも載ってるから

題名は、みんな知ってはいるけど、

内容なんか忘れてますよ?』

 

『12歳の清兵衛は、瓢箪作りに取り憑かれるが

周囲の大人に理解されず、金槌で全て割られてしまった。

10銭で買った最後の瓢箪は

丹精して仕上げたのだが取り上げられ

彼の知らないところで、最終的に600円で売れた。

大人なんて…(100文字)』

 

『自分だって、忘れてたでしょうっ。』

 

 

 

 

 

 

 

『じゃあ、父親のいうことを聞いて、

巨大な南瓜を彫り出すんだけど、

どんどん腐って駄目になる、っていうのは?』

 

『あのカボチャ、生なんですか?』

 

『もとはね。だけど、日持ちしない。

だから、ハンズで売ってるのは

みんなプラスチックのフェイクだろう。』

 

『じゃあ、ひょうたんは?』

 

『あれは、皮だけを乾燥させている。

中身を取り出して、水につけて腐らすのよ。

それを陰干しして、表面を磨く。』

 

『腐らせる?』

 

『えらい匂いらしいよ。

清兵衛が父親に嫌われたのも、そのせいだ。

だから、ひょうたんを完成させるってのは

すごく時間がかかるらしい。』

 

『南瓜も乾燥できませんかね?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある時、清兵衛は、近在の畠で

一見ごくふつうな形をしたので、

彼には震いつきたいほどに、いい南瓜を見つけた。

 

『きっとだれにも売らんといて、つかあせえのう』

くどく、これを言って走って帰って、十銭で買い、

ハアハア言いながら還って行った。

 

清兵衛は、丹精してこれをランタンにし、

乾燥して柿渋と、父が飲みのこした酒を塗り、丁寧に磨きだした。

そして、ついに学校でも手放せなくなった。

 

「はろうぃん」の風習など知らぬ、修身の教師が

机の下で南瓜を磨く清兵衛を見つけると

「とうてい将来見込みのある人間ではない。」と、

さんざんに殴った。

 

清兵衛の手をこぼれ落ちた南瓜は、学校の小使に拾われた。

あれだけ評判の清兵衛の南瓜ならば、

さぞや立派な値がつくだろう、と

小使は、これを古道具屋に持ち込んだ。

 

 

 

そうして、頑固そうな古道具屋の主人に、

小使がおそるおそる、月俸10円の彼としては大金である

『五円。』と、言うと、主人は、

小使の顔と、清兵衛の南瓜を交互にぐっと睨めあげて

さんざんに、ためつがえすしたあとで、

こう、言い放った。

 

 

 

『要らん。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の、ジャックランタン。』

 

 

 

 

 

 

 

日本でも買える、カボチャランタン作成キット。

Helloween6  

 

 

20kg(!)

カボチャとセットで3980円

 

 

 

 

メインは、カボチャの方らしいけど

アメリカ人、すごいわ。

 

と、思ったら売り切れてた。

日本の南瓜でやったら、アリがたかるぞ。

 

 

 

 

 

 

 

うまいのか?これ。

Hellowween2 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ランタン用のカボチャは、喰ってもうまくないそうです。

 

 

 

 

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2015年10月27日 (火)

見えないところが深い

『傾斜マンション問題』。

(産経新聞の記事へのリンク)









2007年に竣工した

横浜市内の12階・705戸の大型分譲マンション。 

事業主は三井不動産と明豊エンタープライズ、

設計・施工は三井住友建設。

杭工事の施工が旭化成建材。

4棟にわかれた住棟のうちのひとつが沈下して、 

EXP.Jのところで約2cmの段差が出来た。



このことが、今月から

全国ニュースに大きく取り上げられるようになった。

原因は、基礎に打ち込まれた杭の長さ不足。

支持層まで届いていなかった。


杭長が足りなかった理由は、

施工時のボーリング調査で、深さ14mと見込んでいた支持地盤の

一部に不陸があり2mほど深いところがあった、というもの。


傾斜を起こした棟では、52本の杭のうち6本の長さが不足し

2本にも根入れ不足があったのだそうだ。

(ケンプラッツの記事へのリンク)




今回用いられた杭の工法。 

旭化成の『ダイナウィング工法』

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で、


原因については、あとでまた戻ってくるが

販売元の三井不動産レジデンシャルは、

『全棟建て替え。建替工事費、移転費用の負担。賠償金支払い』

を提示しているんだそうな。

(毎日新聞の記事へのリンク)




全戸に補償をする、ということを一応評価する報道もある。

10年前に起こった構造計算書偽装問題では、

弱小ディベロッパー、ヒューザーは

跡形もなく吹っ飛んで倒産した。

おかげで、被害を受けたマンションの中には、

住民が工事費を負担して建て替えたりした。


この事件で、執行猶予つきの甘い判決を喰らった

オジャマモン小嶋進が『傾斜マンション問題』について

生意気になにか語っている。

(ライブドアニュースの記事へのリンク)

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こいつは天下晴れて無罪ではなくて

絶賛執行猶予中





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こいつは、たった5年の刑期を終えて

すでに出所しているはずだが…






今回の事件にしても、三井不動産まではつぶれないだろうが、

旭化成建材なんかは吹き飛んでしまうような気がする。





なんで全戸買収にしないんだろう。





福知山線脱線事故で、電車が激突したマンションは

1年半かけてJRが買収した。あとに残ったマンションを

モニュメントにする計画が進んでいるが、

こんなふうに原形をとどめなくするようなことが考えられるのも

全戸の権利を買い取ったからだ。(使えよ! なつやすみ)


しかし、こうやって住民の区分所有権を残したままにすると

建て替えにしても、4/5の同意が必要になって

おそらく先に進まない。

再販したところで完売する自信がない、ということだろうか。


むー。








責任についてはどうなのか。というと

いま責められているのは、杭工事の施工業者である

旭化成建材の現場責任者。

現場にあって、杭長が足りないことに気づきながら

そのまま施工した。

そして地盤データの改ざんや流用もやっていた。

ということで責任を問われている。


もちろん、その責任は逃れようがないが、

そもそも、長さの足りない杭を指定し、発注したのは

元請けの三井住友建設であったはずだ。

だから下請けの旭化成建材の現場責任者に、 

1ヶ月以上の工期の遅延を賭けてまで 

杭を破却、再発注させるのは酷ではないのか? 

という話もある。


購入者は引っ越し、転校の予定を立てているから 

『引き渡し期限が延びる。』ということになると、 

現場責任者はもとより、杭打ちの下請け会社ごときでは 

責任は取れないのだ。

社長から『性格的にルーズで』っていわれちゃうんだから、

この人にサラリーマンとしての未来はないだろうが

この現場責任者や旭化成建材の責任だけでは、

当然収まるまい。



そして、やっと本題。

『この問題はどこまで広がるのか?』

ということ。



EXP.Jで躯体がずれていることに気づいた時、

販売主の三井不動産レジデンシャルは、

『東日本大震災のせいっすよー。』と、無視しようとした。

これが、杭長の不足による言い逃れの出来ない施工ミスだ、

ということが発覚した時も

下請けの杭施工業者の旭化成建材は

『杭打ちした現場監督がルーズな奴でさあ』

と、問題を矮小化しようとした。

疑念があるのは、このだらしない男が監督した

41物件だけだ、と。

もちろん、世論はそんな眠たい言い訳を許さず、

国交省は旭化成建材が施工した3000余の物件について

親会社の旭化成に対して住民に情報を開示することを求めた。

(FNNニュースの記事へのリンク)



客の立場で考えれば、 

現場監督の個性によって杭の長さが足りなかったら堪らない。

しかし、中途半端に土建屋の世界を知っているから

だらしのない個性が、とんでもない手抜きを起こすことも

知ってはいる。

そうはいっても、そんな問題じゃないだろう。

このだらしない監督が担当した他の物件のいくつかも、

そして、旭化成建材の3000件のうちのいくつかも、

さらには、他社施工の物件の中にも

当然こういった問題はあるはずだ。



今回の問題が発覚したのは、

建物のEXP.Jで、ずれが起きたから。



大型の建物の場合、建物が折れ曲がる部分や

長すぎる場合に、わざと躯体を切る。


地震が起きた時に

変に応力が集中して破壊しないようにするためで、

建物の柱、梁、地中梁、さらには廊下や屋根のスラブも

縁を切って間を開ける。

これを、EXP.J(エクスパンションジョイント)という。


ただ、床に隙間が空いていたら危ないし、

屋根に隙間が空いていたら雨が漏るので

金属のカバーをつける。

今回の問題が発覚した時、テレビのリポーターが

『あ、見てください。あの金属のカバーの左右で段差がっ。』

叫んでいたのがこれだ。



今回、建物が傾斜したのは、支持層に届かなった杭が

EXP.Jのそばに集中していたからだ。

だから、建物が不同沈下し、EXP.Jで縁を切られていたから

つかまりどころがなくて傾斜した。

ということは、建物の真ん中らへんに

長さの足りない杭があった場合、

建物が頑張って、被害が露見しない場合

も、あり得るということだ。



そして、さらに根本的な原因。




杭工事、といってもいろいろな工法があり

今回の『ダイナウィング工法』だけではない。

むしろ、掘削機で支持層を探りながら杭を打設する、

という工法はあまり一般的ではないように思う。

これなら確かに杭ごとに支持層が確認できるが

基礎の全数について、事前にボーリングをしていなかった。


これを『手抜き』のように報じる向きもあるが

それはさすがに酷だと思う。

50本の杭が必要だとしても、

1棟あたり数カ所のボーリングで済ませるのが

いままでの慣習だっただろう。

今回の事件を教訓に、

これからは、基礎のすべての箇所について

ボーリングをするのが当たり前になるのかも知れないが

過去に遡って、その責を問うのはあんまりだ。


掘削機の先端のドリルの電流の変化を見る、

とか、そんなぎりぎりの設計・施工方法を

採ったからじゃないのか?

地盤の傾斜、不陸を見込んで、多少長めの杭を余裕を持って、

地盤にぶち込むのではいけないのか?





マンションの施工単価は、新国立競技場が

工費がかかりすぎてつぶれたように、

いま、急激に上昇している。

その一方、マンションの販売は首都圏を中心に好調で

その結果、このマンションのように

『工費も工程もぎりぎり』、という物件が

量産されていくことになる。




だから、今回の問題は、

『だらしない現場監督』の所為じゃなく

もう少し構造的なものだと思いますよ。




もちろん、この監督を許すつもりはないけど。




















では、『今日の一枚。』




買う時は夢があったんだよなあ

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このマンションの中古物件を仲介するサイト

精一杯夢をあおっているのが、今となっては物哀しい。










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2015年10月11日 (日)

ヒトラーの贈り物

1945年の第二次大戦末期にナチスドイツが保有していた 

240億円相当の金塊を積んだ列車が、ポーランド西部の 

ヴァウブジフ市近郊の廃トンネルで見つかった、というニュース。 

(ビジネスニュースラインの記事へのリンク)











ヴァウブジフ市というのはここ。


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クリックで大きく








ポーランド-チェコ国境にほど近い場所にあるが

ここは戦前はシレジアといって、生粋のドイツ領であった。

ところが、1945年5月に終末を迎える欧州戦線においては 

2月までにソ連軍が占領していた。



引用した記事に書いていないのでわからないのだが

問題は、この列車が、どこに行こうとしていたのか?

ということ。


『ナチスの財宝』と聞くと、ドイツ第三帝国の崩壊を見越しての

財宝の隠匿か?』と考えるのが自然だが、

ソ連領に向けて走っていたとすると訳がわからない。






それなら、逆にこの列車はポーランドから西へ、

つまり、ドイツに向けて占領地の財宝を運んでいたのか?

とも考えられる。


5月7日にドイツが降伏した時、

組織的な軍隊として存続していたのは、 

南ドイツとチェコの一部に存在していた陸軍と、 

ヒトラーが後継者に指名したデーニッツの海軍しかなかったから、 

再起を期してのものだったら、こっちのほうがリアリティはある。






実際のナチス残党の行方は

どうだったのか?


かつてドイツを支配したナチス党員と心酔者たちの一部は

親枢軸のペロン大統領が独裁していたアルゼンチンに逃げた。


大物では『ホロコーストの指導者』アドルフ・アイヒマンなどがいる。

小物では、政権から追われたムッソリーニを空挺部隊で

グラン・サッソから救い出し、アルデンヌの大攻勢で

連合軍の背後に回り込んで、偽装の軍服や流暢な英語で

混乱させまくった、オットー・スコルツェニーなどがいる。


もちろん、それ以外にも組織的にナチスの残党はアルゼンチンに

流れ込んでいて、こんな遺跡がある。

(ハフィントンポストの記事へのリンク)







ヒトラーがアルゼンチンに潜んでいる、という与太話は

かなり長く欧米で信じられていた。

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1970年代に

アルゼンチンで撮影されたヒトラー

とされる写真。







もちろん簡単に亡命できない人がいて

1970年代には『近所にナチスの残党がごろごろいる。』

という状況が、ドイツではむしろ常識で、

その中には政治家になった人もいた。


有名なのは、国連の事務総長まで務めた、クルト・ワルトハイム。

この人は戦前、ドイツ領であったオーストリアの出身で

SSの下級組織で将校にまで進級していたのだが

国連勤務を経て1970年代に2期続けて国連の事務総長。


『敵国条項』って一体何だ?




これを土産に母国のオーストリアの大統領になろうとしたら 

ナチスの前歴がばれて大騒ぎ。 

それでも国民は『外国からなんか言われるのは、うるせえや。』と

ワルトハイムを支持するが 

外国は『ペルソナ・ノン・グラータ』扱いをしたので 

外遊に行けなかった。









例によって話が長くってごめん。

要するに『240億円の財宝はすごいけど

結局ナチスの残党は

それを活かせなかった。』

ということ。















第二次大戦の『隠し財宝』として、

日本で有名なのが、フィリピン防衛戦を指揮した

山下将軍が隠していた『M資金』というもの。


どのくらいの資産で具体的にどんな代物だったか、ということを

飛び越えて、この『資金』が有名なのは

戦後、これの名を騙った『詐欺事件』が群がり起きたから。






曰く、


『出所は旧軍の山下将軍であり、、その金額は数百億円に及ぶ。

私の知り合いが、その所在をつかんだのだが

今の政治状況では、無傷で日本に持ち帰るのは難しい。


そこで社会的信用のあるあなたに、是非協力をお願いしたい。

まずは、運動資金としていくらか頂戴できないか?』

と、持ちかけて、金を貰うとドロン。





こんな詐欺にひっかかる奴おるんかなあ、と思うが

『あなただけに秘密のお話しを』といわれると、

ころころん、とだまされる奴がいたらしい。




ざまあ。




『M資金詐欺』は初出の昭和30年から今日に至るまで

40年間、連綿として受け続けられており

本当にそんな資金があるのなら、

金利だけで3倍以上になっている。


狙われたのが『社会的信用がある金持ち』なので

被害者が世間に知られることを恐れ、

ディテールが伝わらなかった、ということもあるらしい。
















日本にはもう、こんな話はないんだろうな。 

最後の戦争は70年前に終わってるし。




そもそも、『トレジャーハンター』という 

職業が存在することに驚いた。


今回、『ナチスの財宝』を発見したトレジャーハンターは

財宝の価値の10%を要求しているそうで

記事を信じるなら24億円。


いいな。




もし、満額貰えるんなら、

それはそれでうらやましいけど、実際には

70年間にわたって『発見の努力』は 

無為に費やされてきたわけである。




もしも、あなたの息子が、進路調査票の希望欄に

『トレジャーハンター』って書いていたら、

許せますか?









できねー。































では、『今日のヒルター。』


まあ、モンティ・パイソンだから

あんまり真剣に考えるのは野暮だけど 

1970年代には、こういう冗談があった、ということで。











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2015年10月 3日 (土)

10段ピラミッドなんか、くそ喰らえだ

9月27日に大阪府八尾市の市立中学校で行われた体育祭で

「人間ピラミッド」が崩れて 6人の生徒が重軽傷を負う事故が

発生した、というニュース。

(J-CASTニュースへのリンク)










体育祭なので、当日の様子を動画に撮った映像が、

たくさん公開されている。


10段ピラミッドだが、ご覧のように最下層は8人×8人なので

参加者は157人。高さは7m以上。





10段目に登る生徒が、登頂した時に披露する垂れ幕を 

腰にくくりつけて最上段に近づいていくのだが、既に 

『足場』となる9段目以下が、重さに耐えかねてぐらぐら揺れていて、 

なかなか近寄れない。


それでも、最上段にしがみついて登ろうとすると、 

ピラミッドはその中央部から真下に崩れ落ちる。



一応『事故』を警戒して、11人ほどの教師が馬鹿面を下げて

ピラミッドの周りにいるが、中央部が陥没したので救いようがなく、

事故を起こした生徒に、すぐにどくよう誘導する。


元気に走る生徒を見て、客席から拍手が起きる。 

実際は、この事故では骨折をはじめ、6人の生徒が

重傷を負っているのだが、11人の人間の屑教師は、

担架を呼ぶでもなく、 怪我の生徒を気遣うでもなく

骨折した生徒を無理矢理立たせて、席に帰って行く。


胸を押さえて席に帰って行く生徒達を見て

観客席の拍手が、また一段と高くなる。






うー、気持ち悪い。






私が、こういった

『張り切った体育会馬鹿に仕切られた「集団行動」。』というのを

いかに憎んでいるか、ということについては

数少ない、この日記の愛読者の皆さんにはもう、おわかりでしょう。


本当に許せないんだっ。











ところが、この『10段ピラミッド』、

他の中学校でも行われており、2010年には、

これを成功させた伊丹市の天王寺川中学校について、

朝日新聞が取材し、

満腔のマンセーを捧げ奉っている。

(朝日新聞 2010年10月22日の記事へのリンク)




署名記事なので実名をあげて罵倒しないと、

相川さんに失礼だろうから書く。

山崎っ。このくそ馬鹿野郎っ。




なにしろ、『…その様子が公開されたインターネット上の動画は

1カ月足らずで57万回以上のアクセスを記録した。

…生徒らは「支えあうことの大切さを学んだ」と喜んでいる』、と。

なんだ?てめえ、この提灯記事はっ。



一応、こういう行事で過去に事故があった事例を紹介もしているが

『しかし、天王寺川中学校は 

昨年と3年前にも9段ピラミッドを完成させていた。 』ときたもんだ。

その接続詞の『しかし』、おかしくない?

 


木下誠校長(60)は「一歩間違えれば大変な事故になるが、

安全性を高めるために工夫をすれば、実現できる。

生徒たちが感じた代え難い感動や達成感は、

その後の人生に必ず生きると信じている」と話している。


馬鹿か?お前は。




こういう中学校の卒業生のその後、とか

取材して欲しいな。


少なくとも、

『10段ピラミッド』の感動を活かした

素晴らしい人生は送っていないと思う。






この頭の悪い行事を取り仕切ったのが吉野義郎さん(当時49)。 

物故者のような年齢表記になっているのは、

死んでしまえばいい、と思っているからで

いまなら55だから、定年間近のこの体育会馬鹿は

退職金が惜しいから手を出せない。 

うんといじめていいと思う。(だめです。一応。)

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吉野義郎君

勝ち誇った面しやがって







ただし、この馬鹿。

この成功で余程増長したらしく  

『吉野先生が教えて下さる

10段ピラミッドの作り方』  

なんていう動画がごろごろ出てくるんで  

反吐が出そうになる。

(リンクはしません。『吉野義郎』で検索するとくだらなくたくさん出てきます。)










体育祭当日の様子。

わざとらしく生徒に手を引かれて、最初に胴上げされているのが

この吉野である。


どんどん紹介がひどくなるな、

と思うだろうが、まだ足りない。



勘違いしている人がいると思うので、 

もう一度書いておくが、私が、この種の演し物に 

批判的なのは、単に『危険だから。』ではない。


それだったら、『うちの子がドッジボールで一人だけ狙われて

突き指しました。あんな危険な遊びやめさせて下さい。』

という、モンペと変わらない。


危険なのももちろんだが、こういった暑苦しい行事に 

のめり込む体育会馬鹿がおり、 

『ああ、熱血なおれって素敵。』と

自分に酔いつぶれやがって、

こういった危険な苦行を

生徒に強制させている、ということ。


もちろん、生徒の中にも、妙なテンションに沸き上がって

『危険だから11段への挑戦はなし。』なんていうことをきくと

泣き出したりするサルがいる。


父兄の中にも、また変なテンションに舞い上がって 

早朝から、先生様達へのお茶出しの準備をし、

行事の際には マトリックスが撮れるんじゃないか? 

というほどのカメラを動員して、てめえのガキを撮って 

高校に入ってすっかり不良になった娘の帰りを待ちながら 

暮夜、密かに再生ボタンを押して涙を流す婆あがいて、ざまあ。



現に、6人が重軽傷を負った現場では 

拍手の音が途切れなかったではないか。








うー、気持ち悪い。












そうして、この種の馬鹿競技にのめり込んでいる教師の巣窟が

大阪府池田市の大阪教育大にある『関西体育授業研究会』

という、暑苦しい組織。


この馬鹿どもは生意気にもこの『組み体操』について

本を出版しており、それがこちら。

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このキチガイ本にレビューで

満点評価を与える馬鹿がいる、

という冥い事実。



そして、こいつらの会報がまた死ぬほど暑苦しい。

関西体育授業研究会 会報Improve。

こんなのを見ると、宅間守がかわいく思えてくる。


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クリックで大きくなるけどさ






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研修会前日は

夜中の12時まで準備

当日は、朝7時準備開始







こいつらと、松岡修造と沢松奈生子を一緒に浴槽に漬けたら

30分で沸騰するだろう、という暑苦しさ。


無駄なエネルギーだなあ。



なんで、こういったことが

高さを競ってヒートアップするんだろう。















そしてこういった暑苦しい競技は他にもある

たとえば、テレビの定番『30人31脚』。




他には、長縄飛び。





これ、『30人31脚』とか、『長縄飛び』で検索すると

やっぱり、動画がごろごろ出てくる。


これも、体育祭で人気の種目らしい。

父兄が撮るから、とにかく山ほどあって、

しょんぼりした三流校から一流校まで見ることが出来る。

そういった他の動画も、2・3本見比べてみて貰うと

ここにあげた学校が、如何にうまいかわかると思う。


それぞれ激しい運動なのに、頭が動かず  

視線と、体の重心が一定している。










結局、『数字で評価される』からだろうな。

ピラミッドも9段よりも10段がえらい。


10段での実演は、

練習では一度も実現できなかったけれども

危険を無視して、今回事故を起こした八尾市の中学校が

これを強行したのは、『10段いかなければ

ニュースにして貰えねえぞ。』という

田舎くさい見栄。


結局、ニュースにして貰えた。

事故が起きたおかげだけどな。








『30人31脚』もタイムを競うし、  

人数を競う連中もいて『100人101脚』を  

実現している学校もある。 

長縄跳びも、人数やタイムを競う。


給食に筋弛緩剤をたっぷり練り込んでも

もにゅもにゅと筋肉がうごめく体育会馬鹿は

粘菌と同じくらいに脳みそがないので

こういった、『何人、何秒。』

といった外形的な条件にとても弱い。


弱いのは、お前の頭が弱いからで、

死ねばいいのに、と思う。 

でも体力と信奉者だけはあるから、

こういった馬鹿な競技を

こどもに強制する。






自分に酔っぱらってんじゃねえっ















本当に迷惑だから、それだけはやめてくれ。




























では、『今日の修造。』













松岡修造が、一時間にわたってあなたを延々と励ましてくれる
 

作業用BGM。





作業がはかどるかどうかは、疑問。




ちなみに、2時間版もあります。

https://youtu.be/COaHjUhmVCk




超うっとおしい。




 

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2015年10月 1日 (木)

フォルクスワーゲン亡きあと、            偽ブランドが沸いて出る

排気ガスの規制を違法にクリアするために、

違法なソフトを 搭載した車を1100万台以上販売した、として 

世界中の批判を浴びている、フォルクスワーゲン。 

(Wikipedia フォルクスワーゲン)







『アメリカからの制裁金が2兆円以上。

リコールの対策で8000億円以上…』


『ほかの国だって制裁金を科すかもしれないし、

リコール対策費もこんなもんじゃ済まないだろうし…』


『世界中から、損害賠償の訴訟も起きる。』


『中古車ディーラーや販売店からも

損害補償を求められるでしょうね。』


『そもそも売り上げが、

大打撃を受けるだろう…』


『うーん…』


『株は大暴落。企業価値は、すでに時価で1/3を喪失、と。』

(ロイターの記事へのリンク)


『ふわあ。』


『さらにっ。』


『はあ。』


『売り上げの損失くらいだったら

想定内だろうが、 誇りを失った

VWの技術者の引き抜きが始まったら、

いくら巨大企業といえども、

もはや土崩瓦解だ。』


『あ。あの赤い国が手を尽くして技術者を買収して…』


『VWの販売会社の資本構成なんか調べる気も起きないけど 

海外法人は、日本でヤナセが一時期

VWの販売から離れたように 

販売会社の『引き剥がし』が始まるかも知れん。』


『少なくとも中古車販売店は離れていくでしょうね。』


『あの、赤い国がこれにも、な…』


『うーん…』


『…もう、倒産かな…』


『そこまで行きますかね。』


『でも、そういうことを真面目に心配している人がいる。』

(ダイヤモンド オンラインの記事へのリンク)


『うーん…』















『まあ、ワーゲンはヒトラーが作ったことでも知られているように

「ドイツ、そのもの」ですからね。

メルケルさんもあらゆる保護の手を打って、

ブランドを守るとは思いますけれど…』

(ビートルの日 なつやすみ)


『しかし、それならVWグループが抱えている 

綺羅星のごとくある、数々の世界ブランドは

ことごとく売りに出されるぞ。』


『あ、そうか。』


『日本のスズキは「環境エンジン技術」の移入を目的として

VWと提携したが、スズキを子会社扱いしたいVWと対立して

3年越しの訴訟の上、提携を解消。』


『環境技術を教えてもらうってのが、今となっては笑い話ですね。』


『でも、この「提携解消」のニュースがながれた時に

「ばっかでー、もったいねえ。」

「しょうがねえな、浜松の田舎もんは」って

スズキに対して一流経済誌の皆さんは、

さんざんな言いようだったんだ。』

(週刊ダイヤモンドの記事へのリンク)


『馬鹿でー。』


『VW側の狙いとしては、スズキが強いインド市場での

足がかりを得ようとしたらしいが…』

(日本車インド進出の秘策 なつやすみ)


『VWが、世界中のブランドを買収するのには

いろんなことをやってますねえ。』


『相互に持ち合っていた、 

それぞれの株式を買い戻すことになって、 

たくさんの自社株を獲られていたスズキは 

買い戻すのに4000億円以上かかるんだけど、 

VWの株は、今回の不祥事の発覚前だから 

1000億で売れてラッキー。』


『そうか、株が安くなる前だから…』










『しかし、VWが、世界中のブランドを持っているのは確かで 

母体に触らないで現金を手っ取り早く手にするには 

ブランドを切り売りするかも知れん。』


『VWが持ってるブランドって、どんなのがあるんですか?』

(Wikipedia フォルクスワーゲングループ)

00000000000000000000000000000000000
Audi 1960年代に作られた
F103




1024pxskodas110rrearチェコの名門 シュコダ 1970年代の110R

おしりにラジエーターグリルがあるのは

リアエンジンだから



000000000000000000000000000000000_2
これはスペイン セアト127

ザ・70年代







Lamborghini_countach_lp500s
消しゴムでしか知らない

ランボルギーニ カウンタック

『ほかにも、イギリスの名門だったベントレーとか。』


『じゃあ、これからは、モーターショーで

エンブレムをぱちった、嘘もんの車を出して

世界中に笑われることはない、と。』


『ブランドが買えれば使い放題だ。』


『エンブレムだけは本物で、だけど中身はメイドインチャイナっていう

詐欺みたいな製品が沸いて出てきますね。』


『しかし、世界ブランドが野放しになったら

誰もエンブレムなんか信用しなくなるわなあ』

000000000000000000000000000000000_3左、本物。

右、偽物




『排ガスをごまかす先端ソフト技術もっ』



『はーい、そこまで。』



では、『今日のランボルギーニ。』













中国の男性が作った、ランボルギーニのフェイク。


これで商売するつもりはなく、

趣味みたいなもんだったらしいのだが

路上に出てお披露目したら、『違法改造』で警察に没収。

罰金の支払いを求められた、という。


あーあっと。












しかし、これをプロがやると洒落にならない。


市販車、

るいはモーターショーに出品された

『本気パクリ車』。


こまったね。

VWがブランドを切り売りすると、こんなことになるよ?



あ、でも買ったんならいいのか。


うーん?…







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