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2015年12月20日 (日)

白熱電球とレコード針

白熱電球に続いて蛍光灯もなくなる、というニュース。 

(朝日新聞の記事へのリンク)






2008年、いまは21カ国でやっている 

COP気候変動枠組条約締約国会議)

まだ3カ国でやってたころ

『日本にも省エネの心意気があるところを

見せようぜ。』と政府がメーカーに省エネ

機器の採用を求めたのが始まり。



具体的には『トップランナー制度』という

もので行う。

まずエネルギー消費機器を、いくつかの

カテゴリーに分ける。

そして、カテゴリーごとに

その時点で最も省エネ性能が優れた製品を指定し、

生産、流通する機器の性能をそこに合わせる。

つまり、『トップランナー』未満の機器を

排除することで

全体の水準をあげようとする制度。


2008年の段階、『照明機器』では、

白熱電球と蛍光灯が同じカテゴリーだったから

2012年までに、省エネ性能に劣る白熱電球が

消えた。

今回、蛍光灯とLEDをひとつのカテゴリーに

することにしたため

蛍光灯もなくなることになる、と。







まあ,タイトルで言ってしまっているので

引っ張ることはないのだが、

『そんなに急になくなるもんかなあ。』

思ったのです。

だから、この文章を書きはじめたのだが、

本当に白熱電球はなくなってしまっている



日本で初めて電球の量産を始めた東芝が、

2010年に生産中止。

(家電Watchの記事へのリンク)

パナソニックなど、ほかのメーカーも

2012年度いっぱいで生産中止。

(これも家電Watchの記事)

したがって2015年現在、日本の主要メーカーは、 

家庭向け一般の白熱電球を生産していない。

輸入も禁止なので、電器店にある

デッドストックが尽きたら 

ヤミで買うしかない。






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おにいさん 

電球いらない?


あるいは、こんな味のあるメーカーが細々と

作っているらしいから

南大井まで行って買うしかない。

(イエス株式会社(HPじゃありません))


 

 

で、


いくらなんでも、こんな入手方法しかない訳はなく

ここまでの話は大げさです。

小口径で、店舗照明に使われることが多い

ミニクリプトン球やハロゲンランプ

(自動車のヘッドライトなど)

さらにクリアランプや耐震用照明、

信号用照明など、機能性をもつ白熱電球と

装飾性の強いものは、

大手メーカーでも生産が続けられている。

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じつは、さっきの記事にも載っていた写真。

代用が利かない648種類の機種については生産継続。










そんなことよりも、

経済性だ省エネだ、ってことで 

せっかく味のある白熱電球を

なくしてしまうのは惜しい。











みんな、黄色くて柔らかい白熱灯の光が

好きなんでしょう。

蛍光灯にもLEDにも、『電球色』なんていう

のがあるじゃないか。




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まっすぐな管でやられると

下痢してそうな色

まっすぐでいいはずの蛍光灯を

ぐりぐりと捻じ曲げて「電球型」に

してたりするじゃないか。



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そこまでして

『球』になりたいか?


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だから、そこまでして

『丸く』なりたいのか?










LED照明も、やっぱり丸くなったり

色を電球色に近付けようとしたりしている。

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『はやく電球になりたい。』

左から白熱灯、蛍光灯、LED







もっとも、

白色LEDが開発されたのが1996年で

『照明』としてのLEDの歴史は、

まだ20年にもならない。

形や使い方など、

いくらでも進化していくんだろう。

既に広告だか照明だかわからないようなもは、

たくさんある。

(LED照明推進協議会のサイトへのリンク)







だから、まだまだ値段が高いし

そもそも、そんな歴史しかない奴に

『照明の未来』を

すべて背負わせていいのか?

という気もする。






みんな電球が好きなんだろ?






温暖化対策は御説ごもっともだけど、

天に唾しない程度に、

白熱電球を使ってもいいんじゃないかなあ。















同じような経緯を踏んで、

『復活』しつつあるのがレコードだ。


かつて、音楽を聴くことがアナログレコードを

掛ける、ということと同じ意味だった

時代があった。

直径30㎝のLPが、1分間で33回転しながら

30分再生してくれる。

直径17㎝のEPが、1分間に45回転しながら

15分再生してくれる。


ところが1980年代にCDが登場すると、

レコードは、その市場を失っていく。


歌謡曲の新譜がレコードでは

発売されなくなり、ソフトとして

消えていくとともに、レコードプレイヤーなどの

再生機器が消えていった。


貧乏学生だった私も、日々壊れていくプレイヤーを

たとえばターンテーブルを回す、

ゴムのプーリーがカピカピに硬化して

千切れていくのをいくのを

輪ゴムで補修しながら使い続けていたものだ。


どうしようもないのが針で、これをつくるメーカーが

国内では一社だけになってしまった時、

マニアが買いだめしている、

なんてことが新聞記事になったりした。






ところが時代が経って、

音楽がダウンロードだのデジタル配信だの

といった時代になって

もはや誰も、音源ソフトをもたなくなって

しまってから、

アナログレコードが復権してきたそうな。


だからもちろん、レコード針を生産するメーカーは

国内にいくつも増えた。









これを『復古趣味』と言ってしまうと、

とたんにつまらないが、

電球も復活するんじゃないだろうか。



もちろん、『部屋の照明』という

機能的な意味のものとしてではなく。

だから、ガラスを白く塗装して

眩しくないようにしたスタイルのものではなく

クリアガラスで、フィラメントが見えるやつ。

それだったら、裸電球でも手許にあっても好ましい。


もちろんシェアの圧倒的な部分は、LEDで

かまわないしそうなっていくんだろうけど、

電球も復権してほしい。




まあ、エコも大切だけど、

何か、温かみも欲しいよね。




マッチ、なんていうのももう見ないけれども

マッチ売りの少女に、客が殺到する時代が

来るかもよ?




















では、『今日の「マッチ売りの少女」。』















『ぎんぎらぎらぎらぎらぎらぎら さーりーげーなくー』って…


マッチだし…



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