余命1年日記 -53- お金がない (1月第4週 2017.1.23)
先週、ふたつの『免許更新』のために、3万円を振り込んだ。
ひとつが一級建築士の定期講習、というもの。
むかし、姉歯というハゲの建築士がいた。
こいつが構造計算書を偽造する。という
誰も思いつかないような犯罪を犯したおかげで、
とても地震に耐えられない、というマンションなどがたくさん建った。
こいつは当然にして処罰されるのだが、
『故意の構造計算書の偽造』という悪辣な犯罪を
法律が想定していなかったために、ろくな罰則規定がなく
こいつ自身は懲役たった5年という甘ったるい判決を受けて
いまは、天下御免に満期釈放である。
この犯罪を機に建築士法の大改正が行われ、
その中で新たに規定されたのが『建築士の定期講習』。
別に、計算書偽造と講習は関係ないと思うんだけど、
この費用が12,000円。
痛い。
もう一つが、
一級建築士事務所の登録更新費用、というもの。
これも建築士法に基づくもので
5年だったか3年だったかごとに更新しないといけない。
費用は17,000円。
痛いなー。
で、まあ。何でこんなケチくさい話を始めたか、というと、
この費用、要るか?
もう死ぬのに。
という、根源的な疑問が、どうしてもぬぐえないのである。
建築士免許は、更新しようと思う。
講習と試験を受けないといけないのはめんどくさいが、
せっかく苦労して試験に通ったのだ。
死ぬ時も一級建築士でいたい。
しかし、事務所登録の更新は要るかなあ、と思ったのだ。
うちの事務所が法人組織になっていて、
何人も職員を抱えているのなら、こんな更新登録は当然のこと。
費用だって必要経費だ。
でも、うちの事務所。いま、仕事受けていないのよ。
更新しないでもいいかなあ、と思っちゃうのだ。
別に、個人の資格で仕事を請けてもいいし、
建築確認申請を出してもいい。
正直言って、この『事務所登録』に、
何の意味があるのかいまひとつよくわからない、ということもある。
でも、更新することにした。
独立する時、雨が降る中タクシーで
兵庫の建築士事務所協会に行って登録しようとしたら、
なんか足りない書類があるって言われた。
でも、出直すのが嫌だから
ブックオフの隣のコンビニで何枚も書類を書いて、それでやっと、
登録済証をもらった時の気持ちを大切にしたいからです。
でも、痛い。
仕事探そうかなあ。
残り191日
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ほら、ふざける。
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