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2017年3月22日 (水)

余命1年日記 -64-いつまで生きられるのか。    (3月第4週2017 3.22)

今回入院する際、F先生に今回の症状を説明するときに、

『去年の6月、余命宣告を受けた時のような』

という説明をした。

先生も、あの時の私のへろへろっぷりは、

覚えていてくれた。

 

しばらくいまの病状の話をして、あらためて

『あの時の「あと、一年。」という宣告は

まだ、有効か?』と、聞いてみた。

 

F先生は『有効?』、と笑いながら、

『去年の7月に救急で来られたときはひどかった。

腹水で固くなった腹から、穿刺と利尿剤で

なんとか水を抜こうとするんだけど、

今度は腎臓が悪くなる。利尿剤をやめると、

穿刺だけでは腹水が抜ききれない。

 

とにかくたくさん水がでる。こんな具合で腹水や

体調が制御できなくなったら、「あと1年」と

言ったわけです。』

 

『実際、その時の状態はその後しばらく続いて

その時は9月末まで入院していたし、

その後も断続的に入退院が続いた。

しかし、その後は今回また入院するにしても

腹水の具合が制御できる範囲内にあるような気がします。

このままうまくバランスがとれれば1年を越えて

行けるような気がしています。』

 

 

うん、僕も最近そんな気がしていたんだ。

 

この『余命○年、○ヶ月』という表現を使う病気は

ほかにもあってガンもある。というかそっちが代表だ。

ガンという病気は進行性である。

死の淵に向けて進んでいく。

そのスピードは様々で、活動してるんだかしてないんだか

何十年も腹のなかにある奴がある。

かと思うと、おや、と思って罹患に気がついてから

一月ほどで命に関わるほど成長が早いやつもある。

余命というのは、そうしたガンの力が

生命力と体力を食らいつくす時間ということだ。

進行性の病気が生命を占領する過程、である。

ガンの場合、なにが「進行」するか、というと

健康な細胞が変異した腫瘍、ということなる。

 

 肝硬変でも肝臓は次第に固くなっていくわけだから、

「進行」と言えば進行だ。しかも、抗がん剤や

放射線で腫瘍の成長が止まったり縮退することが

あるガン細胞に対して、縮んでしまった肝臓は

もとに戻ることはない。

もっとも腫瘍の大きさが、病状にストレートに

対応するガンに対して、肝硬変は肝臓での細胞の状態を

直接反映しない。

 

病気が見えない。

さらに、肝硬変は死に絶えていく細胞の数が

病状にダイレクトに反映するわけではない。

病状を決めるのは、腹水や静脈瘤等の合併症だ。

名医F先生が危うく匙を投げ掛けたのも、この

難治性腹水というやつだった。

 

今回の入院も腹水が原因だから、危機は続いている。

しかし、一応『期限』は外れた、と考えていいらしい。

 

 

 

そうなればそうなったでいろいろ悩ましいんだが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

残り138日

 

 

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