ニュース

2015年9月14日 (月)

太陽の街

太陽光発電のソーラーパネルの反射光で、 

室内が50℃以上にもなった、として訴訟が起こった

というニュース。(産経ニュースへのリンク)










東日本大震災以降、自然エネルギーが見直され、 

太陽光発電は、大いに脚光を浴びた。


かつては使い物にならなかったソーラーパネルも進化して

太陽光エネルギーに対する変換効率は、いまや20%を越える。


売電に関する制度も緩和されて、

この大規模太陽光発電というのが一般化してきた。

(Wikipedia 太陽光発電)







その一方で、増えたのが太陽光発電に伴うトラブル。

この種のトラブルを大別すると、

ひとつは『近隣の建物による日影で、発電に支障が起きた。』

というもので、神戸の元町通商店街が、近隣に新築する

高層マンションに文句をつけたりした。


世田谷の還暦婆の雑貨屋の屋根にしつらえられていた 

太陽光パネルに影が落ちる、と文句を言って 

日影規制などない地域なのにもかかわらず、 

補償金をむしり取った、ということがあった。 

(太陽発電と高層マンションと読売が消した広告 なつやすみ)



そしてもうひとつが、今回問題になった 

隣接地の太陽光パネルによる、

反射光によって起きる『光害』。 

(Wikipedia 光害。)







『光害』、というのは昔からあるが、

これはおもに夜間の人工照明による被害のことだった。


昼間光による被害というのはなかったのか、というと

しかし、やっぱり昔からあって、

『隣の窓の反射光がまぶしい。』なんていうもの。


受忍限度の線引きが難しいが

『夜勤だから、昼間寝なくちゃいけねえんだよ。』

ということになると、『ピアノ騒音殺人事件』のように

殺意を醸成しかねない。




今回の事例のように、反射光の輻射熱による『光害』というのも

むかしからあって、湾曲したガラス面だと、

焦点で火災を起こす、というしゃれにならない事故も起きた。

00000000000000000000000000000000000こんなの。

これは大阪府警。

吐かない容疑者は

真ん中に坐らされる

(うそです)

しかし、今回の『光害』は

『建築の不注意』によるものではなくて

『街ごと鏡』にしちゃったことだ。

2015y09m10d_142354373



もともとの地形







000000000000000000000000000000000_2





現況















これは、ひどいなあ。

いくらなんでも近すぎる。



被告の太陽光発電会社も、

パネルの周囲に植栽を施したらしいが、

効果は乏しかったらしい。


『新しい公害』、と言ってしまうと、

とたんに、結論がつまらなくなるんだけど

太陽光発電は都市部でやれ、とは以前から言ってきた。



地熱発電が温泉を枯らしたり、

反原発が地球温暖化を招いたり藤原鎌足なんだけど、


だから、こういうものとの共存というのは

考えないといけないんでしょうねえ。




ふう












ふう。

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2015年8月24日 (月)

夏休み、おしまい。

今年の夏休みは短いぞ、というニュース。 

(読売の記事へのリンク)








『脱・ゆとり』をうたった、新学習指導要領が求めている

授業時間数の増加に対する対応のために

夏休みを短縮して、授業時間数を増やす。


したがって、9月1日より一週間早く 

8月24日の月曜日から2学期が始まる学校が増えたのだそうな。



うわははははは



先進県では、すべての学校に 

クーラーが設置される時代になったんだから 

灼熱の猛暑日に授業してもかまわんだろう、と。





ざまあ。





そうかあ、そおだよな。 

いまの小学校、クーラーあるじゃん。


ガキにクーラーなんて昭和世代には許せないのだが 

クーラーがあるなら、きりきり勉強しろよ。








うん。

いい大人が書く文章じゃないな、とは思うけど



ざまああああああ。(魂の叫び)









へへん。

だから、ともだちいないんだ、っと。







しかしまあ、 

「夏休みは短くなるのに、4年生の時より宿題が増えた。 

もう少し遊びたいけど」、というこどものセリフは 

事実ならかわいそうかな、とも思う。


ドリルや絵日記は、日にちに応じて少なくなるとしても

自由研究や読書感想文、自由工作なんてのを

『一週間分減らす。』なんて出来ない。


相対的には、8月末までの夏休みよりも 

負担が増えることになる。




ざまあ。







先生のほうはどうか、というと。 

夏休みを一週間くらい短くしても、 

労働強化なんていうことにはならない。


先生の場合、授業がない1ヶ月半の夏休みも、

世間のサラリーマンと同じで、制度上の休みは

8月の新盆の期間だけである。

(でも一週間くらいあるらしい。)


そうはいっても、奴らは40日間学校に詰めているのか、

というとそうでもないらしい。


宿直や部活の面倒を見たりするために 

学校に行くこともあるらしいが 

2週間くらいは『自宅研修』といって、教材を作ったり 

勉強をしたり、こどもと遊びに行ったり 

朝から酒を飲んだりしているらしいのだ。



いいなー。



しかし、教師も『夏休み短縮』で、一週間早く

出勤しなくてはならないわけだ。


ざまあ。









しかしまあ、今年の夏も終わりかなあ、という気はする。

先週の末から、朝夕がずっと涼しくなった。


昼間は、まだもりもりと暑いけれど

台風が過ぎたら夏の湿気を吹き飛ばして

秋が来るんだろう。




季節が過ぎるのが速いなー。

今年はまだ、ひぐらしが鳴くのを聞いていないような気がする。

























では、『今日のひぐらし。』






https://youtu.be/CAlHg4MMSX0



3時間、ひぐらしの鳴き声です。

寝そう。





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2015年8月 2日 (日)

千葉パルコの撤退。

千葉パルコ、来年秋の閉鎖が決定。 

(日経新聞の記事へのリンク)








かつてこの場所には、田畑百貨店という

デパートがあった。 

旧千葉駅の駅前通だった栄町通に面し、 

京成千葉駅の駅前にあったこの店は 

繁華が約束された場所にあった。


ところが昭和38年に国鉄千葉駅が

運行上の理由で駅を現在の位置、

つまり西に600mくらい離れた位置に移転。


同時期に行われた千葉市の都市計画によって 

京成千葉駅も移転。

田畑デパートは、『駅前』の位置を失った。



そこにとどめを刺したのが、昭和46年に起こった 

田畑デパートの大火災である。 

(デパート火災の日 なつやすみ)



田畑は、火災後も店舗を拡大、改装して営業を

続けるがついに支えきれず、提携先の

西武百貨店に営業権を譲渡して

昭和51年に千葉パルコとしてオープンする。







千葉の街のことなんかみんな知らないだろうから

もう一度地図を載せます。

2015y08m01d_132418619










いっぱいマークしたおかげで、

わかりにくくなってしまったが 

千葉パルコが出店した昭和51年の時点で 

京成駅は(2代目)の場所、 国鉄駅は

現在のところにあった。 

(京成千葉駅は昭和62年に改称)



駅から遠い、ということには一応不安があったらしく

駅と店舗、更に周辺を回るループバスを無料で

提供した。


なにぶん只なので、このパルコバスは

当時の高校生どもに重宝された。



昭和51年、砂漠の中で長いマントの女の人が

『ちぃーばー、パァーコォー』と叫びながら

くるくる踊っている、という

訳のわかんないパルコのCMの中でも

群を抜く訳のわからないCMとともに、

パルコはやってきた。


千葉の田舎ものどもは驚愕した。

個人的には昔も今も、服のブランドなんか

わからないのだが

東京のブランドショップがおらが街にやってくる。


各テナントが東京から持ってきた

店舗ディスプレイが

微妙にかっこいいのが悔しかった。




そういうことで『田畑デパートの最期』を

知っていたすべての人びとの予想を裏切って、

千葉パルコは好調なスタートを切ったかに見えた。

しかし、開店から30年、ついに撤退、と。











実をいうと、千葉の街にはたくさんの

デパートがあった。 

パルコの場所にあった田畑、同じく栄町通

(銀座通り)に 面していた奈良屋、

すぐそばの扇屋。 

これら地元資本のデパートの他に十字屋という

デパートが 

軒を接するように並んでいた。

少し離れた国鉄駅前にも、そごう三越などが

あった。


百貨店法上の店舗ではなくとも、

丸井や衣料品専門のスーパーなどが近くにあり、

京成千葉駅の西側には、昭和48年から

ダイエーがあった。



昭和40年代、人口50万人台の都市としては
 

過分な商業施設の集積である。


この器を満たしたのは、千葉市の客は

もちろんだが、 千葉市以外の客だ。



流通の用語に『最寄品』『買廻品』『専門品』

という区分がある。

『最寄品』は水、新聞、トイレットペーパーなど

ブランドを決めていれば店頭で迷わない商品。


『買廻品』は、服、アクセサリー、家具など、

買うまでにうろうろいろんな店を回って品質や

値段について悩むもの。

『専門品』消費者にとってこだわりがある品物。

特定のブランドに限られる。




千葉のデパートも食料品も含めた 最寄品を

並べつつも、デパートというからには、

買い回り品を主力に置いていた。


周辺市町村の人が『休みの日は千葉に買い物に

行って、最上階の大食堂で、ご飯を食べよう』

という時代が戦前から戦後の一時期まで、

あったらしい。

『ハレの街』だった時代が

一時期だったが、あったのだ。


しかし、昭和40年代に入ると都内への通勤者

が増えて田舎くさい千葉のデパートの品揃えは

飽きられはじめ、さらに、郊外スーパーが

出来るようになると客が流出し始めた。

当時は大店法の時代で、大型スーパーの

都心への新規出店は出来なかったから、

客を丸ごと引き抜かれることになる。


千葉は『ハレの街』ではなくなった。




在来のデパートは対応に追われることになる。

扇屋は、敵であるスーパーのジャスコと提携し

本館の裏に2階建ての立体駐車場を作って

昭和51年に『扇屋ジャスコ』として

リニューアルオープン。


奈良屋は三越と合弁で昭和47年に千葉駅前に

ニューナラヤというデパートをつくり、

従来の店舗はセントラルプラザという名前で

服飾、インテリア、飲食などの

専門店ビルにした。

そして、田畑百貨店は、昭和51年にパルコに

なった。






昭和50年前後に起こった、 

千葉の街の大規模な転換への指向の正否は

この三つのデパートの顛末を見ると明らかになる。


結果としては、すべて失敗だった。








扇屋ジャスコは、駐車場を備え、 

いままで郊外に向かっていた客も、

郊外スーパーと同じ品揃えの

ジャスコの知恵でなんとでもなるだろう、と考えた。 

1階には、千葉の街の中心部で初めての

マクドナルドも進出した。


千葉のガキどもは大いに喜んだ。

しかし、郊外スーパーと同じ品揃えの店に

駐車料金を払って狭苦しい、

都心のデパートともスーパーとも判然としない

中途半端な扇屋ジャスコに来る客は思ったほど

でもなく、業績はふるわなかった。

ついに『2階以上のフロアをすべて閉鎖する』

という敗北に至り

1階の投げやりな売場と地下の食料品売り場

すだけを残す、と退却。

当然、マクドは逃げ去った。


的確なロケーションマーケティングで、 

将来、繁華が約束された地にしか出店しないことで 

当時有名だったマクドナルドの毒牙を防いだ、

扇屋のへたれっぷりは、当時の千葉の高校生達の間で

『マクドナルドの撤退』という 

伝説として語り継がれることになった。



末期の扇屋は、すべてのテナントを喪い、

千葉市の外局の部署を

1階に配置してかろうじて

『シャッターデパート』になることを防いだ。

市の要請もあっただろう。

もちろん、表通りに面しているのに、

第三セクターの役人は

デスクで抜いた鼻毛を書類に植えていたりして

いたから

もう、シャッター閉めちまえ。とは、思った。


扇屋は、平成11年に法人としても消滅。

現在、その建物の跡地は周辺の街区も含んだ

大規模な再開発によって、青少年教育施設、

『きぼーる』になっている。






セントラルプラザも速やかに廃れて、

平成10年頃には本気で

客よりも店員のほうが多いということになり、

1階のコンビニや食料品売り場を残すのみ、

となったが平成13年にすべて撤退。

現在は敷地も売却してマンションになっている。


買廻店、専門店を目指したセントラルプラザが

テナントのブランドが認められなかったのとは異なり

パルコだけはかろうじてその地位を保った。


しかし、それも力尽きた。というのが

今回のニュースだろう。












さて、それならこの街はどうなればいいんだろう。


昭和50年代、千葉の街の人通りは劇的に減った。

しかし、それ以上に定住人口も減った。

扇屋やセントラルプラザが最期まで

地下のスーパー部分つまり、消耗品とか食料品

を扱うフロアを残そうとしたのには、

『まだこの分野だったら商売できるんじゃないか?』

という読みがあったからだ。

しかし、想像以上に街は痩せており、

持ちこたえられなかった。

かつてのデパートにあったスーパーの撤退以降

千葉の街の中心部では、肉屋も魚屋も八百屋も 

コンビニに毛が生えたような店による

かつての千里ニュータウン以上の

独占状態であった時代が 

しばらく続くことになる。


もっとも、いまは、セントラルプラザの跡地が

マンションなったように、

千葉市中央地区にはマンションが増えているので

夜間人口も増えているのかも知れない。


それなら最寄り品や食料品などを扱う店も

勝機があるだろう。


しかし、かつて『ハレの街』であったように、 

よそから人を引き込まないと

どうにもならない。




『あら馬鹿ね。いまはネットショッピングの

時代よ』と賢しらに言う奴がいるかも知れない。

もちろんそうしたものとも有機的に

連携しなければならないが

ウィンドウショッピングがなくなるはずはない。


商品を手に取り、味見し、立ち読みし 

『あー、このトランペット欲しいなー。』と、 

ショウウィンドウに張り付いてこそ、

買い物の醍醐味がある。


『リアル店舗』は、なくならない。


そして、『よその街から人を呼べる街』に

しないと、いずれまた、縮小再生産の道を

歩むことになる。


困ったね。







さらに、話がめんどくさくなるから書かなかったが、 

買回品や専門品を求める人ばかりではなく、 

多くの街で商店街を養っているのは、観光客である。


東京、京都、金沢。有名な観光地には土産物を

中心とした観光地街がある。

しかし、千葉の街は見事に歴史がない。


この街が街がましくなったのは

明治になって、県庁が置かれてから。 

それ以降は、陸軍の諸施設が置かれて

多少町として発展したが、 

よその街の人にはどうにも野暮ったい街、

として 印象されることになった。

この街の歴史を知って貰おうとして、

千葉城に案内すると

そこには偽もんの天守閣が建ち、

本丸跡の土塁に積まれた石垣といい、

明治時代から積み重ねられた嘘が満開なので

時計台が守礼の門を担いではりまや橋を渡ってくる。


いっそのこと、千葉銀座に免税品店を並べて

観光客を呼ぶか?

東京から成田空港に行くリムジンバスを

千葉で止めるようにしたらどうだ?




まあ、地元の人の要望に応える、ことも大切だけど、

再び『ハレの街』にならないと、

真の展望はないと思うよ?











では、『今日の一枚。』














千葉パルコ

00000000000000000000000000000000000














この建物もどうなるんでしょうね。







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2014年4月 3日 (木)

トカゲのしっぽか?

STAP細胞の論文偽造をめぐる調査。

理研は最終報告書なるものを発表し 

小保方晴子氏個人が行った『研究不正』で 

論文は捏造である、と結論した。

(読売の記事へのリンク)






これに対して小保方氏は弁護士を通じて 

『驚きと憤りの気持ちでいっぱいです。』 

『到底容認できません。』、とコメント。 

理研に、不服申し立てをする、という。





うん、それはいいんだ。

学問の世界はディベートが基本だ。

大いに議論してくれたらいい。

ただし、必ず公開の場で。









しかし、勝気な人だなあ。

どの世界でもそうだろうが、

特にアカデミズムの世界というのは

上下関係に厳しい。

それはプロレス界や芸能界以上のものがある。

教授に嫌われて学位が取れない、なんていう人が

ごろごろいるのだ。





所属研究所に『お前はうそつきだ』と言われ、

ノーベル賞受賞者の理事長に、マスコミの前で

下げたくもないだろう頭を何度も下げさせて、

『あの未熟な研究者が…』と言わせちゃって

いるのである。



普通の神経の持ち主なら、

ポートアイランドの埠頭から身を投じ

ロンドンまで泳いでネイチャー誌から

論文を取り戻しに行くだろう。









そっち?





     



      

彼女が何を主張するつもりなのか、

単に、論文の記述や写真のミスについての

技術的な問題なのか。

まあ、そういう話にしかならないだろうけど。



しかし、腹の底には

『あたし一人のせいにするのね?』

という恨みがあるはずである。







でも、今の新聞の論調はそんな感じで、 

『3年間で実験ノートがたった2冊』みたいなことを 

スクープしていて(読売)

もう、そういった『論文の正否はどうか』以外

の話題を載せる、

佐村河内報道はやめろっ。


















『誉められてきただけ』の人生だったん

だろうなあ。

普通なら、

『論文のミスは認めます。しかしSTAP細胞は

必ず存在するはずなので確認してください。』

といって、割烹着を床に置いて

研究室を後にするはずである。



実際、Wikipediaに載っているこの人の経歴を

見ると、名前と写真さえ載せなければ、

いまでも世界中の研究機関から、オファーが

来るだろうというという、

まばゆい履歴なのだ。


一浪したらしいが、早稲田大理工学部入学。

その後は学部、大学院とストレートに卒業。

博士課程の時代にハーバード大留学。

学位を取ると理研の客員研究員。

2年後の2013年に今回の論文の

『ユニットリーダー』。



人生ゲームなら高笑いの前半生である。

あきらかに強気の今回の態度も

割烹着で研究、という斜め上のキャラクターも

こういう半世が作ったんだろう。


確かに理工学部なんかにいる女は、もてる。

よほど変な奴、

頭の後ろに目玉が付いている、とか

夜明けに海に入り日輪に向かって一緒に踊れ、とか

告白の3日後に生命保険の契約書をもってくるとか

そんなんじゃなきゃ、確実にもてる。



彼女が頭がいいのは確かなんだろう。

そして、もちろんもてた。

そうやって肥大化した彼女の自意識が、

この『犯罪』を作る。


しかし、このおばさんのことを











理研だって利用したんだよ。











STAP細胞、に見込みがあるかどうかはともかく、

研究者として事実上、全く実績のない人間に 

はるかに年上の教授クラスの14人のチームを

まとめさせる。



そこまでは、

はっきりと作為があったはずだ。



現に、博士論文でさえパチもんだと言われて

いるんだろう。 

こいつの、一体なにを評価して

チームを任せたのか?


STAP細胞のアイディアでさえ

こいつの独創ではなかった。






『若い女性研究者が世界的業績を。』 

と、アピールすることを

狙っていたにきまっている。



論文の捏造に理研が組織的にかかわっていたか

どうかは、これから絞りあげられるだろう。

もちろん、仮にそうだったとしても

それで小保方氏が免責されることはないが。



しかし、

『はよせい、はよせい。早く成果を出せ』

有形無形の圧力をかけていたことは間違いがなく、

それがこの、自意識過剰の割烹着女の不思議な

キャラクターと、 

変な化学反応を起こしたんだろう。



『STAPあるもんっ。   

とりあえずネイチャー発表論文の

体裁だけ作っとこっ。』



ということで偽装に走る。




彼女が悪いのはわかった。

しかし、共著者が『見抜けなかったのは

悪いけどギリギリセーフ』

理研本体の責任には触れない、では通るまい。










実際怖いよ?

『早く結果を出せ』ってせっつかれるのは。



























では、『今日の一枚』












彼女の『捏造の範囲』がどこまでかは知らないが

STAP細胞なるものが存在するのかどうか、

ということとは別の問題らしい。


理研は沽券にかかわる、として再現実験を行うそうだ。

(読売の記事)

彼女の名義で論文が出ることは、

もはやあり得ないだろうが

『世界的第一人者』、ではある。


その実験に彼女が参加するかどうかは知らないが

下手をしたら、彼女を、文字通り

『割烹着の雑用おばさん』として採用する

可能性はある。


彼女自身、研究機関を選ぶ選択肢がない以上

そういう可能性だって、ある。

結果が出るまでには相当に時間がかかるだろうが…









『長い実験』ということで有名なのが、 

『煙突掃除夫には皮膚がんが多い。

人工癌できねえか?』 

という、この24文字を3年かけて実証した

山極勝三郎。

    

00000000000000000000000000000000000



皮膚がんできました

うわあ…






この先生は、助手の市川青年と3年にわたって

延べ1万羽以上のウサギの耳に

コールタールを塗り、ついにこの結果を得た






驚くべき根性である。









追試しろ、って言われた奴は嫌だったろうな。

ウサギ1万羽…




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2014年2月 9日 (日)

オリンピックだ。

『ということでオリンピックだ。』


『なにが「ということで」なのか、

よくわかりませんが。』


『しかし今回の開会式は

選手入場が先にされてたんで

前半を見逃しちまったよ。』


『入場行進が全部見られなかったのは残念です』


『悔しいけど、

ヨーロッパのユニフォームの色はきれいだ。』


『ええ…』


『ちなみに参加国はこんな具合だ。』










『今回も熱帯の国からの参加があるんですね』


『アフリカのトーゴジンバブエ、』


『アジアでは、タイ、東ティモールトンガ…』


『トンガってスキー場とかあるのかなあ。』


『そうそう、ジャマイカも出ますよ。』


『え?あのクール・ランニングの?』


『今回も、ボブスレーで出るらしいです。』


『へえ…』





















『では、ここで

「こんなオリンピック選手は嫌だ」のコーナー』


『へ?』


『デブがつんぼを装って世界的な作曲家になれる

時代だ。』


『…まあ、時代のせいじゃないと信じたいですが…』


『そこで、こんなオリンピック選手は嫌だ』




『はい?』





『まず、三半規管が弱いフィギュア選手』


『なんですか?そりゃ。』


『トリプルアクセルのあとに目眩を起こして

その場でうずくまる。』


『うわあ。』


『さあっ、演技の最後、大きく手を開いて

ゆっくりとスピン、

さらにそこから手足をすぼめて、おおっと、

脚を頭の上に上げて、これはビールマンスピンだーっ』


『すごく早い回転になりますよねえ。』


『さあっ。フィニッシュですっていう時に。』


『…時に?』


『ふらついてぶったおれる。』


『立てないんかい。』













『あとは、高所恐怖症のジャンプ選手。』


『だから、なんだよそれ。』


『ジャンプする前にジャンプ台の上で待機する

だろう』


『ええ。』


『あの時点で、すっげー怖いと思うんだよ』


『そりゃそうでしょうけど。』


『そこを素直に言っていただきたい。』


『…はい?』


『うわー超こえー。高い高い高い

ひでえガスだな。下見えねーじゃん。

大体なんだよ、この角度。

「ジャンプ」じゃなくて「落下」だろ?

なに緑の旗ふってんだよっ。飛べってか?

うわーん、やだよー。怖いよーーーーーーー。』


『おおっと、日本の臨海公園選手。

いきなりK点越えですっ。』


『きゃーーーーーー。』


『…K点越えならいいじゃないですか。』












『他にも、乗り物酔いするボブスレー選手』


『…入院してもそんなことばっかり考えてるん

ですね』


『競技が終わると、げろを吐く。』


『うわあ…』


『背中に回られると敵選手を殴り倒す

ゴルゴなショートトラックの選手とか…』


『…反則負けでしょ?…』


面白くない?』


『面白いか面白くないか、ということが思考の

根底にあるから、われわれの肝硬変は治らない

んじゃないんですかね?』


『…ぶー…』


『あ、ぐれた。』














『じゃあ、手が霜焼けのカーリング選手』


『だからなんだよ、その「じゃあ」はよ。』


『ストーンを投げたあと、伸ばした手のひらを

口元に持って行って…』


『…祈りを捧げる?』


『持って行って、息を吹きかけて

両手をすりあわせる。』


『……』


『さっむーって…』



『だめじゃん。』




























では、『今日のクールランニング』














1988年のカルガリー冬季オリンピックに出場した

常夏の国、ジャマイカのボブスレーチーム。

その実話をもとにした映画、『クールランニング』







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コメントを頂きましてありがとうございます。

まだ個別にご返事できないので申し訳ありません。

通信環境が……


いずれ帰ったら、きちんとご返事します。

どうか、よろしくお願いします。

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2013年5月30日 (木)

みんなオリンピックに採用するには?

2020年のオリンピックに追加する競技の候補が決まった、

というニュース、(読売の記事へのリンク) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『なにが決まったの?』

 

 

『レスリング、野球・ソフト、スカッシュ、だそうです。』

 

 

『ふーん、その4競技がオリンピックで採用されるのか。』

 

 

『違います、採用されるのはこのうちの一つです。』

 

 

『へ?』

 

 

『それに、「4競技」じゃなくて「3競技」です。

野球とソフトで一つの競技にするそうです、』

 

 

『するそうです。ったって、あんた男子と女子ですぞ。

どうやって同じ競技にするんだ?』

 

 

『奇数回は野球、偶数回はソフト、

とかにするんじゃないですか?』

 

 

『するんじゃないですか、って、あんた。

打順とか滅茶苦茶になる。

そもそも野球とソフトじゃベースの距離も

マウンドの位置も違うんですぞ?』

 

 

『そんなこと言ったって、

「野球とソフトなんて似たようなもんだろう。

それに一試合が長すぎてほかの競技のスケジュールが困る。

そもそも専用球場なんてうちの国にはない。」

っていう批判があるんです。』

 

 

『癪に障るが2020年の開催地は東京だろう

トルコやスペインみたいな野球後進国じゃ球場もないだろうが

東京ならドームに神宮、足を伸ばせは横浜、千葉マリンに所沢、

プロのフランチャイズだけでもこれだけある。

高校野球レベルの球場まで合わせたらいくらでもある。

3日で決勝戦まで出来るぞ?』

 

 

『でも試合が長すぎる、っていう批判に応えて

一試合7回にするそうです。』

 

 

『先発-中継ぎ-押さえっていう

試合の組み立てが滅茶苦茶になるな。』

 

 

『ルールを変えてまで

「復活」にかけているんですよ。

スカッシュだって、壁をガラスに変えて

エンターテイメント性を高めよう、とか。

レスリングだって、グラウンドばっかりでつまらないから

タックルとか投げ技のポイントを高くする、とか。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『大体、いまのオリンピック競技も多すぎないか?』

 

 

『そうですよ。そういう批判があるから、レスリングもなくなりかけたし、

野球もソフトも消えたんです。』

 

 

『柔道とか水泳とか陸上とか階級が多すぎるだろう。

4つか5つ減らして、その分、今回候補になった競技を

全部採用してやれよ。』

 

 

『レスリングだって18も階級がありますけどね。

それに問題は、「メダルの数」じゃなくて「競技の数」

なんでしょう。』 

 

 

『野球とソフトが似てる、ってんなら

ビーチバレーってのはなんなんだよ。』

 

 

『…まあ、ね。』

 

 

『野球とソフトをどうやって一つの競技にするのか知らんが

ビーチバレーもちゃんとしたバレーと混ぜちまえ。』

 

 

『どうやって?』

 

 

『コートの前衛部分にだけ砂を敷く。』

 

 

『スパイクが打てませんがな。』

 

 

『じゃあ、バレーとトランポリン。』

 

 

『いまのバレーだってすごい高さですよ?』

 

 

『でもそれ以上の「超立体バレー」だ。』

 

 

『時間差攻撃とかやり放題ですな。』

 

 

『だからブロックも時間差で何人も飛ぶ。』

 

 

『でも、圧倒的に攻撃側が有利ですよ。』

 

 

『じゃあ、レスリングと柔道。』

 

 

力道山 対 木村政彦ですか?』

 

 

000000000000000000000000000000000_2  

 

ノックアウトした木村の前に

立ちはだかる力道山

超こえー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『水球とシンクロ。』

 

 

『それは一体、どんなスポーツになるんです?』

 

 

『あーっ。日本、得点ではアメリカを上回りましたが

芸術点で敗れました。』

 

 

『そもそも水球は男子でシンクロは女子でしょ?』

 

 

『だから水球も女子種目を作ればいいんだよ。

男子がシンクロをやったっていいんじゃないか?

ウォーターボーイズみたいでかっこいいかも知れん。』

 

 

『二つの競技を混ぜるっていう発想をやめましょうよ。』

 

 

 

 

 

 

『でも、一度決まった競技を

はずそうとするから

こんな騒ぎになるんだろう。』

 

 

『まあ、ねえ…』

 

 

『国鉄は運転時間に余裕があって田舎駅に停車する時も

特急や急行だったら「運転停車」っていって

扉を開けない時があった。』

 

 

『なんでです?』

 

 

『一度「特急停車駅」、「急行停車駅」っていう実績を作って

地元を喜ばせると、あとがめんどくさいからだ。』

 

 

『そういえば、「5万人以上」が条件の筈の「市」も

人口が減っても、市制を返上した街なんかないですねえ。』

 

 

『だから、決まった競技を減らすと

選手やファンから猛烈なブーイングが来る。』

 

 

『それはわかるけど、

混ぜたらまったく別の競技になりますよ。』

 

 

『そこで、馬術とアーチェリー。』

 

 

『流鏑馬ですよ。』

 

 

『射撃とフェンシング。』

 

 

『飛び道具とは卑怯なり。』

 

 

『棒高跳びとトランポリン。』

 

 

『あぶねえよっ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の二本。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昭和の巌流島。力道山 対 木村政彦。

 

 

 

 

ウォーターボーイズ(2001)

 

なぜ、竹中直人だけが歳を取らない。

 

 

 

 

 

 

 

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2013年4月18日 (木)

24時間モバイル生活(自分が)

東京都が今年度中に、都バスの一部を24時間運転する、

というニュース。(読売の記事へのリンク)

 

 

 

 

ニューヨークを訪れた猪瀬都知事が

『NYは地下鉄もバスも24時間運転だ。東京でもやりたい。』と

 

こういうふうに『ほら外国すごい。』っていうやつは、

俺は大嫌いなんだ。猪瀬、床屋行ったか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かと思ったら、政府の産業競争力会議とやらが

3大都市圏を「アベノミクス戦略特区」として

東京に関してはバスや地下鉄の24時間運転などを

進めるべき、という提言をまとめる方向なのだという。

(毎日の記事へのリンク)

 

 

 

 

いや、名前とか法律の問題じゃなくて

保線と安全の問題なんですけど。

 

 

 

 

さすがに猪瀬さんもニューヨークでの地下鉄の視察で

そのことに触れていた。ただの虎刈り男ではない。

(NHKニュースへのリンク)

 

 

まあ、ニューヨークの地下鉄は複々線だからね。

緩行線と急行線とを交互に使い分ければ24時間運転でも

保線作業はできる。すごいな、複々線の地下鉄って。

 

東京の場合は都営もメトロもそんな区間はないので

猪瀬さんの任期の間では無理だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、『アベノミクス特区』って名前、

安倍さんは恥ずかしくないんだろうか。

 

いつ腹を壊すかわからないのに、

政権が変わったらどうするつもりだ?

スターリングラードみたいに、名前変えられるぞ?

 

産業なんとか会議も、

そんな お追従を言っているようじゃあ、

大した組織じゃないらしい。

 

 

自らを褒め称えるお小姓しか

側近に置かないなんて

まるで、『あの国』じゃないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、

 

 

東京の地下鉄で24時間運転ができたとしたらどうなるか? 

という架空の話をしてみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホームレスが住み着くんじゃねえか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやまあ、あからさまにダンボールを持ち込むとか

ドンゴロスを巻いていて臭い、とかいうやつは

駅員に排除されるだろうが、

一応、小奇麗な格好をしていたらどうだろう。

 

 

 

 

 

 

ニューヨークの地下鉄は、

距離で運賃が決まっているのではなく、

乗り換え自由で一律料金。

 

だから1駅か2駅の利用だと不当に高いが、

改札を入って出るまで、同一料金である。

24時間運転だから1日券だと午前3時まで。

その他に7日券、14日券、30日券もあって

これは期間内なら乗り降り自由。

 

 

そういう券を持っていたら終点では一応車両を降りて

改札を出て飯でも食って、また帰ってきて

つぎの終点では風呂に入って、

また乗り換えて、車内で寝るということをやれば、

ひと晩過ごせる。

 

まあ、70年代から80年代、ニューヨークの地下鉄は

とても恐ろしい、強盗と売人とホモしかいない。

観光客なんかが乗るもんじゃないという時代があったらしい。

 

0000000000000000000newyork_subway_2

 

昔のニューヨークの地下鉄 

車両ですよ?これ。

 

 

いまでも、

『24時間運転してるけど深夜は乗らないほうがいいよ。』

って書いてあるサイトがたくさんある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、日本の地下鉄は違う。

犯罪がないとは言わないがニューヨークの比ではなかろう。

 

今ある『都営、メトロ共通1日乗車券』は、大人1000円で

乗り降り自由。改札を出てもOKだ。

それを毎日買い継いで行けば

月たったの3万円で、

東京都心で『モバイル居住』が可能だ。

 

もっともこの場合、モバイル(移動できる)のは、自分。

 

 

 

いまや地下鉄の車内でスマホが使える時代。

ホームやコンコースであれば、通信環境はさらに万全。

打ち合わせのために移動するのも自由自在。

 

ノートパソコンひとつあれば仕事ができる、という

幸せな境遇の人がどれほどいるか知らないが

そんな人なら生活できそうな気がする。

 

ラッシュとか周りの迷惑になる時間帯には改札を出て

好きな公園で寝ていればいいのだ。

『昨日は代々木公園だったから葛西臨海公園に行こうか』と。

 

郵便は私書箱で、できればメールだけで、

あとは住民票を置かせてもらえる友人を見つけられれば

納税・保険といった最低限の社会的な義務も果たせる。

 

 

家財道具なんか持たなければいい。

 

 

本は、それこそ好きな図書館を選んで読みに行くことができる

1日乗車券を持っていると、博物館なんかは

割引になるところがあるから行けばいい。

服も季節ごとに売り飛ばしてしまえ。

洗濯機はクリーニング屋で、風呂は銭湯、冷蔵庫はコンビニだ。

 

 

そんなノマドな生活もいいかなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、

 

冗談はこのくらいにしておいて、

今回はもう少し大きな話をしようと思ったんだ。出来るのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、

 

いずれ都内全域でバスの24時間運転が実現するとしても、

都バスってそんなに儲かっているのか?

 

もちろん路線は選別するだろう。

青梅駅前から住宅街を循環して帰ってくる路線とか

倉庫街を通って大井埠頭に行く路線なんかは運転しないだろう。

それでも、都内全部でバスの24時間化が出来るんだとしたら、  

赤字が酷くて民営化だ、廃止だって言っている

大阪市はなんなんだ?

東京に体力があるのか,大阪が赤字を誇大に言ってるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、

 

今回、実験的に24時間運転が行われるのは

渋谷ー六本木の間なのだという。

 

なにもそんなバブルな区間を最初に選ばなくても、と思うが、

その区間の客は移動して何をするんだろう。

 

その路線の途中のどこか、

青山辺りに住んでいる人には便利だろうが

六本木で飲んで渋谷に移動して始発まで飲むぞー

というのなら、一体なにをしているのかわからない。

 

そうであれば通勤する人のためではない。

そもそも、都バスだけで通勤が完結する、という

幸せな人は都内のサラリーマンの中では ほとんどいるまい。

 

 

『いや違うんだ、そうやって

夜中も公共交通機関が動いていれば

新たな人の流れが生まれる。

店を開けるところも増えるかもしれん。

経済効果があるぞ。』

ということなんだろうが

 

 

 

 

それは、

慎太郎の許可を取ってるんだな?

 

花見はやめろ、パチンコは無駄だ、と言って

『計画停電』とやらで街中の電気が消えたのは一昨年だぞ。

原発が止まった分、あの時よりも

電力供給の事情は悪くなってるんじゃないのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやまあ、

 

なんでも自粛がいい、とは、あの当時から

言わないようにしていたので、それはやめようか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、もう少し大局の話を話をしようと思ったのだ。

だから、出来るんだな?

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、

 

交通体系における『バスの位置づけ』の話。

バス、というのは『ローカルトリップ(地域内交通)』の

最たるものだ。

 

地域の乗客を、丁寧に丁寧に拾っていく。

これが郊外鉄道の駅につくとその客は都心へ、

あるいは休日なら行楽地に運ばれていく。

 

もちろん線区内だけで乗降する人もいる。

家から病院まで、小学校まで、スーパーまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

言ってみれば、 

床掃除の雑巾がけのようなもの。

地下鉄は、少し網が広いから箒くらいか?

これを集めてゴミ袋にいれるのが乗り換えで

ゴミ置き場まで運ぶのが郊外鉄道で、

集めたゴミを載せて処分場に持っていくパッカー車は

新幹線なり航空機なりの広域交通だ。

 

 

ゴミに例えることはなかったか。

 

 

日本、特に東京の場合、郊外鉄道と地下鉄の相互乗り入れが

たくさん行われているので

必ずしもこういう機能分担がはっきりしているわけではないが

雑巾がけをする時に体育館ならともかく

部屋の中ではくるくると手を動かすでしょう。

 

 

バスのイメージってあんな感じ。

時に回り道をしながら客を拾う。

 

 

逆に言うと、地域外の人は使いにくい。

地域内の人も慣れないと使えない。

私は神戸市民になって、すでに四半世紀を超えるが

市バスを使ったことは数える程しかない。

 

神戸でも、名所を回る観光用のループバス

なんていうのを利用している観光客の人は多いだろうが、

市バスで観光する人はいないだろう。

いたとしたら、それは『バスマニア』であって

興味の対象が違う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、

 

ここまでの話を踏まえて、今回の24時間バスの話を

考えて欲しい。

 

偉そうに言ったところで私が結論を持っているわけではないが

真夜中にも交通機関がある、っていうことは賛成だ。

 

しかしバスだけでは

駄目だろうな、とも思う。

 

 

エリアが狭くて使いにくく、

輸送力は鉄道と比較にならない。

 

 

効果があるとしても限定的だ。

今回は実験だから、ということで許されるとしても

実際に広域の運用が開始されたら、

ごく一部の路線以外は赤字だろう。

 

 

交代の運転手、運行の指示、車両の整備、

その他安全の確保のために多数の人間が要る。

 

ワンマンバスであっても、運転手さんが一人で

車庫からバスを引っ張り出して運転するわけではないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

民主党が政権を奪還することは絶対にないだろうが

労組の代表である連合が支持政党を変えて

そこが政権の一角に参加したり、

都議会で勢力を持ったりしたら、

『こんなもん労働強化だ。』と騒ぎ立てるに決まってる。

 

 

 

 

 

しかし、『産業なんとか会議』の言うように

都営地下鉄を動かしても、

エリアとしては大したことはないんだよな。

 

ニューヨークの地下鉄が375kmの路線を持っているのに、

都営地下鉄は109kmで1/3もない。

 

都営地下鉄を24時間化しても限定的か?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、もう少しニューヨークでの実績とか効果とかを

教えてくださいよ。

 

それでも、条件が違うから

日本での結果は、また違うんだろうけど。

 

しかし、『実験』としては大いに興味がある。

クリスマスの頃に実施するらしいので

注目していきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バブルじゃん。

 

 

 

 

 

クリスマスに渋谷と六本木って…

 

『きょうは、まだいいだろう。』

『まあっ、送ってくれるの?』

『バスでね…』

 

 

くすくすくす…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『問題がまだあって、タクシー業界が猛反対しているんです』

 

『まあ、そうだろうな。』

 

『そこでですね?』

 

『うん?ろくでもないことだな。』

 

『そうやって深夜帯の営業ができないっていう

タクシーの運転手から希望者を募って

バイトとして都で雇って、バスを運転してもらうんです。』

 

『いろいろと法的にめんどくさそうだけど…

とにかく、タクシー会社に被害を背負わせる、と。』

 

『失礼な。ワーク・シェアリングと言ってください。

それに組合員以外の運転手を使えば

交通労組も連合東京も文句は言えないはずですっ。』

 

『無理だよ。』

 

『なんでです?』

 

『タクシーの運転手なら中型二種の免許は持ってるだろうが

大型二種まで持ってる人がどのくらいいるか。』

 

『じゃあ、大型を持っている人は普通の都バスで、

そうじゃない人はマイクロバス。』

 

『マイクロバスの都バスゥ?』

 

『香港にはありますよっ。』

 

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めちゃめちゃ狭かった

今でもあるのかね?

 

 

 

 

『香港から中古車を買うのか?』

 

『だめですかね。

香港は坂が多いから郊外はこのタイプが多かったですよ。

すごく速く走るし。』

 

『ほうっ、するとこれを使った都バスのニックネームは?』

 

『飛ばす都バス。』

 

 

『却下だ。馬鹿野郎っ。

実験なんだからそんな金ねえぞ。

そもそも何人応募してくるかもわからないのに。』

 

『じゃあ、レンタカー。』

 

『いや、それ 白タク。』

 

 

 

 

 

 

 

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2011年7月21日 (木)

罪と罰と市橋と、永山基準

強姦殺人を犯したあげく、整形して無人島逃げ込んだ

市橋某に無期懲役判決。

(読売の記事へのリンク)

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『「強姦殺人」なのに無期懲役、ですか…』

 

『文明国日本では「永山基準」というものがあってな。』

 

『永山則夫?』 

 

『四人殺さないと死刑にはならない、という

やさしくて、きち○いじみた最高裁判決があるのだ。』

 

『多少、運用が変わってきたと聞きます。』

 

『でもな?昭和20年代以前だったら、

1人殺しただけで死刑になった例はいくらでもある。』

 

『ええ、』

 

『そこに、「強姦」でも「強盗」でも罪一等が加わったら

確実に死刑だ。』

 

『…袴田事件、とか…』

 

『袴田事件は再審請求中だけどな。』

 

『永山基準以下で死刑判決が出たのは

「光市母子殺人事件」ですね。』

 

 

 

 

 

 

 

 

『しかし、この事件。

たぶん裁判としては、これで終わるんだよ。』

 

『そうですか?』

 

『検察は、求刑通りだから控訴できないし、

あの畜生は殺されなきゃいいや、くらいに思っているから、

これもたぶん控訴しない。

これで、刑事事件としては終わりだろう。』 

 

『なんか、釈然としませんね。』

 

『リンゼイさんの親父さんが、こんな顔したって

この強姦魔は生きながらえる。』

 

 

 

 

000rinnzei

でも、

『お嬢さんと、おつきあいさせて下さい』

っていっても、この両親だとびびる。

 

 

 

 

『無期懲役で確定したとして、この強姦魔、いま32?』

 

『最近仮釈放については、うるさいですから

60くらいまで、出てこられないんでしょうね…』

 

『キンタマ切ってやればいいのに…』

 

『文明国日本には、「宮刑」なんてありません。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『再審が始まるかどうか注目されている

「東電OL殺人事件」も、

「強盗殺人事件」なのに無期懲役だ。』

 

『あの事件、強殺だったんですか?』

 

『5000円で女を買って4万円奪った。』

 

『いろいろと安い事件ですけど、

とにかく、このネパールの人は無罪を訴えてるんでしょう?』

 

『でも、姦ったんだろ?』

 

『…そこは、被告も争ってません。』 

 

『冤罪の疑いがあるなら、審理を尽くしたらいいけど

どうも、違和感があるなあ…』

 

『でも、買春で無期懲役はひどいでしょう。』

 

『今回、再審のきっかけになったのも

他人のチン毛が出てきたって事だよな。』 

 

『えーと、あんまり被害者の事を悪く言いたくはないですけど

この東電の人は、精神的に病んでいたようですね。』

 

 

 

 

 

 

 

 

『で、まあ。この市橋某ですよ。』

 

『懲役っていう事は、更正教育がおこなわれるんだろうけど…』

 

『千葉刑務所は、年2回、「囚人の作品」を売りますね。』

 

『へー』

 

『いや、安くて、品質がいいんです。

さすがに、そういう作品では、手を抜きませんから…』

 

『なに売ってるの?』

 

『いや、最近は知りませんけど。

昔は、靴とか、椅子とか、箪笥とか…』

 

『でも、あれ、招待状がいるんだよな…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『おいっ、新入りっ。現場に行くぞっ。』

 

『なんだと?この野郎…』

 

『まあ、まあ、まあ、あなたはいま、総理じゃないわけですし。』

 

『でもっ。先週まで俺は、総理だったんだっ。』

 

『……忘れましょう…

…悪い夢、だったんですよ。

いまは、もう、遠い夢だったんです……』

 

 

 

 

 

 

 

『でもっ、でもっ。閣僚みんな辞表を出すなんて

いい恥さらしだっ。』

 

『…もう、お忘れなされ…』

 

『それなら、俺が全部やるって言って

改めて、親任状を要求したら

「閣僚の辞任署名がないと発行できません」

なんて言うっ。

解散は、総理の専権事項なのにっ』

 

 

『いい度胸ですね。それは皇室批判ですか?

解散権は、俺の自由だから、

黙って御璽を押せ、という。』

 

 

『け、憲法7条は「天皇の国事行為」として

「衆議院の解散」を書いている。

天皇に国事行為の「助言と承認」を与えられるのは

総理大臣なんだよっ。』

 

 

『違うわ、馬鹿野郎。

「助言と承認」を与えるのは「内閣」だ。

閣僚が、全員辞表を叩きつけたら、

貴様に解散権なんかないんだっ。』

 

 

『…うわーん。』

 

『いいから、作業を続けるぞっ。』

 

『…ひっく…』

 

『椅子の脚にするから、 

そこの樫の木を持って来いっ。』

 

『えーっと…』

 

『てめえっ、まだ、

ストレステストをやりたいのかっ?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、『今日の一枚。』

 

 

 

 

 

 

000miki

 

 

あきらめたわよ。

 

 

 

 

 

 

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2011年3月15日 (火)

陸の孤島と国軍10万

日にちが経つにつれて、

被害の甚大さが明らかになりつつある東北関東大震災。

 

死者行方不明者1万人以上。

むー…

 

 

 

 

 

自衛隊10万人を投入。

うん、一番頼りになるのは自衛隊だ。

 

でも、陸自10万って、定数の2/3だぞ。

まさかこんな時に、日本にミサイル打ち込む奴は

いないと信じたいが… 

 

 

もう、大臣の外国人献金問題とか

小沢さんの処分とか

どうでもよくなっちゃいましたね。

 

 

もちろん、被災者の救出に全力を挙げて欲しい。

国軍の全部を投入してでもやって欲しい。

 

そのあと、20年くらいのスパンで、

復旧と復興の長い道のりがあるんだが…

 

 

 

 

ちなみに田中康夫は行かなくていい。

ボランティアを商売や政治活動にす奴は

『ボランティア』じゃない。

 

 

 

 

 

 

しかし、日本の電力供給って、案外脆弱なんだな。

 

もちろん、今回の『計画停電』は、予防的な措置だし、

今回爆発した『福島第一』と『第二』以外に

火力発電所にも停止しているところがあるんだという。 

 

しかし、それにしたってと思うのは、この分布図。

  

00genpattu_map

 

  

原発分布図1996

(クリックで大きくなります)

 

 

 

00karyoku_map

 

 

火力発電所1996

(クリックで大きくなります)

 

 

 

  

 

今回の地震の被災地は

三陸地方を中心とする東北地方だったのだが

そこには、そんなに発電所はないのだ。

  

なんて弱い…

 

 

 

 

三陸地方沿岸部というのは陸の孤島だ。

陸上交通の貧弱さは話にならない。

 

だから海の幸で暮らしていたのだが

今回の津波で港湾機能は全滅だ。

 

たとえば、今回 大被害を出した町のひとつである野蒜には

『東北に国際港を』という事で

明治政府が巨大な築堤を作った。

 

しかし、あまりに陸上交通が不便なので外国商人が寄りつかず

横浜、神戸に続くはずだった『国際港』は

いまや突堤だけが残って、釣りの名所になり果てている。

 

 

 

陸がだめで海がだめで、輸送がまったくだめで

水も食糧も薬品もガソリンもなくなっているのだという。

 

そのうえ電気も来なかったらどうするのか?

 

 

 

 

 

こればかりは、個人がどうする、という問題ではない。

ささやかながら募金をさせてもらったが、

せめて直截に役に立つ形で生かして欲しい。

 

糸魚川を境に周波数が違うので

あんまりたくさん電気が送れない、というが

れんほーも大臣にならなくていいから

チャリンコをこいで変電しろ。

 

東芝や日立なんかの原発メーカーは全力で周波数変電所を作れ。

仮設でいいから。

長引きそうだし。

 

困った事に、電気だけは貯蓄したり、

輸入したり出来ないのである。

 

そして、この災害が恐らくは相当期間長引くだろうという事。

爆発した原子炉は間違いなく廃炉だろうが、

これだけ原発の信頼がなくなったのだ。

炉が無事でも、再開できるだろうか

 

こういうニュースで、『文明に頼りすぎていた我々が悪いんだ』

なんて言う事を、したり顔でいう馬鹿が必ずいる。

そんな奴は死んでしまえ、と思う。

さもなきゃ、お前がテレビから消えろ。

 

 

みんながテレビ見るのやめたら、

発電所3個分くらいの節電はすぐに出来るぞ。

高校野球の決勝戦の時は、電気が逼迫する、という事が

昔はあった。

 

テレビ局だからいえないだけだ。

同じような番組ばっかりなんだから、計画『放送休止』しろ。

 

6時から8時はNHK、8時から10時はTBS、10時から12時はテレ朝

12時から2時はテレ東で、残りが全部フジテレビだ。

 

不要不急の電波を垂れ流すのをやめろ。 

 

 

 

 

そして東電も、避難所の電気止めるなよ。

(毎日新聞の記事へのリンク)

心配していた通りだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『なんだったら、俺の燃料棒を露出させて…』 

『ふんっ、すぐにメルトダウンするくせに』

 

 

 

 

どうして、真面目に終われないのか、といわれたら

ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では『今日の二枚。』

 

 

 

 

変電機の部品のひとつ『水銀整流器』

000seryu

  

 

 

 

 

いまはシリコン式が主流らしいのだが、

『綺麗』と思ってしまうのは不謹慎なんだろうか。 

 

 

 

 

 

 

頑張れ、日本

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イギリス、インディペンデント紙の一面

 

 

  

 

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2011年3月14日 (月)

膨大な情報量の割に中身が少なくなくないか?

テレビ欄の意味が無くなるくらい、

地震一色となっている今日この頃

 

『ラブ注入』の人と、戦場カメラマンは

どうしてるんでしょう。

  

 

 

どうでもいいけど。

 

 

 

今が旬、だと思っているらしいから、心穏やかじゃないだろうな。

 

 

 

 

 

 

もちろん、災害情報は大事だし、原発の爆発事故も、

TVがあれこれ解説してくれるから、わかったような気になれた。

 

でも、日本中のテレビが、地上波も衛星も

同じようなニュースを流さなくても、いいんじゃないか?

 

 

 

何しろフジテレビに至っては、総理の会見中継で

『また原発の話なんだろ?』という、

音声を入れちゃうくらいである。

(冒頭に男の声で『また原発?』、40秒くらいに女の声で『なんか笑える』)

 

音声を入れたのが不謹慎だと怒るつもりはない。

放送局の人間も飽きちゃうようなニュースを流すなよって事。

舐めてんのか?視聴者。

 

 

 

 

 

 

他所の放送局で専門にやって貰いなさい。

 

『メルトダウン、なんていうと、すぐに

スリーマイルだチェルノブイリだなんて事をいう人がいますが

今回の事故はまったく違うんですね。』

 

『ほうっ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

フジテレビでは『東北、グルメ特集』でも流したらどうだ?

 

『気仙沼の、ホヤなんていうと、すぐに

臭くって食べられない、なんて事をいう人がいますが

新鮮な奴は、まったく違うんですね。』

 

『ほうっ。』

  

 

 

 

 

 

実際の話、一日中ニュース速報みたいな番組ばっかりで

『特オチ』なんてなさそうな内容なんだから、

ちょっとは分業しろよ。

 

 

被災状況専門、安否情報専門、避難所専門、原発専門…

  

一般ニュースだって知りたいぞ。

リビアはどうなった。

 

 

 

  

 

 

 

阪神大震災の時、東京発のニュースが、震災当日から

『こんな地震が東京で起きたらどうなるんでしょう。』

という方向にシフトしてしまって、

すごく違和感を感じた。

 

 

いま、あの、16年前とは比べものにならない情報量で

流されているニュースは、

被災地の人のニーズに

応えているんだろうか?

 

 

 

いま、16年前とは違って

テレビとツイッターは役割を、きちんと分担している

というかもしれない。

 

 

 

ふざけんな馬鹿野郎。 

 

 

 

 

それは、絶対に違う。

もしも、そんなマスメディアがいるんなら、それは卑怯だ。

そんな奴が街を取材して歩くんだったら、

背中から俺が殴る。

 

 

貴様等の行動が、すべて 

被災者から祝福されていると思うなよ。

 

 

 

 

 

 

 

阪神大震災の時、日本中の民放が、

いまと同じようにCMを自粛した。

 

そのかわり流れたのが公共広告機構(AC)のCM。

16年前のACは、そんなにはCMのストックがなかったらしく

その時、繰り返し流れていた中野浩一と増田明美の

公共広告機構のCMが、こちら。 

 

『売らんかな』の商品のCMも顰蹙を買っただろうが、

このCMも相当に違和感があったぞ。

 

『もー、日本全国、ポイ捨て禁止っ。』って。

 

 

あの地震の後、ひと月のあいだ、何百ぺん聞かされたか…

いま見直すと、あの頃の空気感を思い出せるような気がする。

 

 

 

 

 

 

 

これで終わっては、あんまりなので

公共広告機構の傑作CM 『黒い絵』

 

 

 

 

 

 

 

 

一連の原発停止で電力が不足。

あしたから、東電管内では計画停電。

(産経ニュースの記事へのリンク)

   

 

蓮舫が節電啓発担当大臣になったんだそうだ。

なんだ?それ。

そんなに大臣ポストなんか作らなくても…

 

 

 

 

暖房や通信の手段だけは、確保して欲しい。 

そして被災地は、停電の対象から外してやれよ。

茨城って、結構被害があったんじゃないのか? 

 

 

 

『震災緊急内閣』……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では『今日のグリコ。』

 

 

 

 

 

節電に協力した、道頓堀のグリコ看板

(毎日新聞の記事へのリンク)

00guriko

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪印の広告担当者は、

こっぴどく怒られたんだろうなあ。

 

  

 

 

 

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