ふざけんなよ、こらあ

2015年11月 7日 (土)

隣に外国人

京都で、 一般の人も住んでいる

賃貸マンションの空室を

『民泊』施設として、ネットなどで広告し、

中国人を初めとする多数の外国人を

違法に宿泊させていた、として

京都府警がこの『違法民泊』を運営していた

日本人二人の事情聴取を始めた、

というニュース

 

容疑が固まり次第書類送検する見込み。

(毎日新聞の記事へのリンク 

 

不動産会社はき

この二人に空き部屋31室を1か700万円で、

3ヶ月間賃貸した。

 

これに先立って、不動産会社は

京都市に一応お伺いを立てたらしいのだが

用途地域上、旅館は営業できず、

京都には民泊を認める条例も

まだないから駄目だ、って言われたのに

見切り発車で『開業』した。


開業すると、ゴミ出しは適当だわ、

オートロックを開けてくれと

時間を問わずに旅行者が、

ピンポンを鳴らしまくるは

早朝夜間の住宅街に大型バスが入り込んでくるわ、

夜中まで酒飲んで騒ぐわ、犬は鳴くは…


住民・近隣から苦情が出まくって

今回の摘発に至ったという。




なんて下手くそなんだろう。









そっち?







どうせ犯罪を働くにしても、 

もう少しおとなしく始めていれば

ばれなかったのに。





そこ? しかし、ここにこの問題を解く小さな鍵がある。

もっとも、税金を払っていたか、

というと怪しい。

さらに、2DKの部屋に4人くらい

放り込んでいたような気もするが、

そうなると旅館業法。


元がマンションなんだから部屋に台所がある。

慣れない外国人が夜中に酔っぱらって

炎の中華料理なんか始めることもあり得たわけで、

よく人が死ななかったな。



そうすると『主犯』は書類送検された二人、

ではなく

部屋を貸した不動産屋であったか、

ということになるのか?


だって、30部屋3ヶ月で1700万円だぜ?

つまり一部屋あたりの家賃は、月額20万円近い。

部屋の広さがわからないが、

すでに半分以上の部屋が空き部屋になっていた

というほど人気のない物件ならば

ふっかけ過ぎじゃないだろうか。













『民泊』というものが、

いまの法律、旅館業法などに照らすと

違法である。ということは、

一連のニュースでもうみんな知っている。


しかし、いま急増する来日外国人のボリュームに対して 

受け入れる日本のホテル・旅館が

全く不足していてる、ということも、

やっぱりみんな知っている。


だからこういった、空家、空き部屋を利用した

民泊がいまやブームなのだ、と。





国も『戦略特区』なる物を作って、

特区の自治体が条例を作れば

宿泊期間などで既存の旅館と競合しない物件から、

認めていく方針である。

大阪府では全国に先駆けて、

この条例が可決される見通しなのだそうな。

(日経新聞の記事へのリンク)







そして、商売の鉄則として、

いまは違法でも、こういうものは  

いち早くパイオニアになった方が勝ちだ。

ということがある。


成功して『ブランド』を確立させてしまえば、

あとは楽勝なのだ。


だから、おつとめを無事に終えたら

金バッジで迎えてやるから臭い飯喰ってこい、

というあこぎな業者がいるのである。 

 










民泊、といってもひとくくりには出来ない。

都心にあって、安い、という

今回のような物ばかりではない。

中には『田舎の古民家にどうぞ、』なんていう

プランもある。

 

 

 

 

 


『かね源のところの長男防、ほら東京さいってた…』


『ああ、安男君かえ?』


『あのがきゃ、今度東京で結婚して、東京から

嫁っこ連れて村さかえって来るそうだかね。』


『んまー。生意気だ。』


『な、いじめてやんべ。』





と、

素敵に排他的な、限界集落の皆さんが

愛すべき田んぼに立ち小便する行儀の悪い○○人と

仲良く異文化交流ができるとは、

ちっとも思えないのだが、

まあ、がんばれ。







こういうことを書くからいかんのだよなあ。

くすん…







しかし、このブームは、

『外人って、

意外に宿にこだわらないらしいぞ。』

ということをも知らしめた。



もちろん『高くてもいい宿を』と思う人も

たくさんいるだろうが

宿帳を持って来た仲居にチップを渡し、

お茶を喫んで風呂から上がったら、

テーブルを埋め尽くす大皿小皿の料理が並んでいて、

飯喰って酒飲んで、もう一度風呂に入って

上がってくると清潔なふとんで床が延べてある。

そこまでしてくれなくてもいいや。

自分で出来ることは自分でやるから、と。

ある意味まともな人達が思いの外たくさんいた

ということだろう。


いまの民泊ブームは、まともな旅館の不足で

はじかれた人が大半だとしても、

仮に1泊2万円の宿があっても、7千円の民泊でいいや、

という人が一定数いる、ってこと。




建設、運営する側にしても、

2020年の東京オリンピックに向けて、

ホテルの建設ラッシュが起こるだろうことは

知っている。

しかし、それが過ぎたら反動が来ることも

知っている。

その時の景気や円相場によっては

オープン1年で倒産、ということにも

なりかねないのだ。

実際、大阪万博のあとは、そうなった。


その時、作るにしろ借りるにしろ

基準を満たす附属室と消防設備を作って

スタッフを雇い、24時間体制で人間を

常駐させるのはリスクが大きすぎる。


それなら、と空き部屋を借りて、

ネン交換とクリーニングと弁当の配食だけ

バイトを雇って、

景気が悪くなったら撤退すればいいや

と考える人間の屑がいる、というのが今回の事件。



だから、一種のあだ花なんだけど、

民泊という宿泊の形態は

一定数生き残るだろうと思うのだ。


いいとか、悪いとか、

そういう価値判断を越えたところで

生き残る。

 





個人的には『バックパックひとつ背負って世界旅行』

というのを経験したことがない。 

この年齢になると、もうそんな元気もないのだが 

旅行記を読むのは好きなので、

ネットで眺めていると 

『沈没』ということをする人がいるのだ、という。


気に入った街のゲストハウスに数ヶ月以上

とどまってたゆたゆと、時間を過ごす。



インドあたりに行くと、 

『25・26・27と、私の人生カルカッタ』

と数年動かない剛の者もいるのだ、と。


国内でも、そんな人が増えるかも知れない。

外人向けばかりでなく、安宿は増えるだろう。







いずれにしても、

われわれは、民泊が隣にある社会に

生きていかなければならない。







もちろん、

今回の物件のように行政の指導を無視したり

するのはいけない。

消防設備や、火災地震時の避難誘導など、

最低の基準は満たして貰わなくてはならない。


そして、一棟丸ごと転用、ならまだしも

賃貸マンションでまともな契約者の隣や上下に

言葉も通じない外人を泊めるのは論外である。


彼らからしたら『海外旅行』なんだから、

夜中に仲間の部屋に集まるくらいのことで

責められるのは酷だろう。



近隣も含めた既存居住者と調和する、

ってのが一番難しそうだが

ここをうまくやらないとスラムになる。



ここだけはきちんと監視してください。







しかし、隣にインド人がいる街、というのが

いずれ当たり前になるんだろうなあ。



もちろん、中国人も台湾人も韓国人もアメリカ人も

オーストラリア人も

セントビンセント&グレナディンアイランド人も

いるかも知れないが…

























では、『今日の、隣りの印度人』























NHKのみんなの歌にも取り上げられたんですよ








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2015年10月27日 (火)

見えないところが深い

『傾斜マンション問題』。

(産経新聞の記事へのリンク)









2007年に竣工した

横浜市内の12階・705戸の大型分譲マンション。 

事業主は三井不動産と明豊エンタープライズ、

設計・施工は三井住友建設。

杭工事の施工が旭化成建材。

4棟にわかれた住棟のうちのひとつが沈下して、 

EXP.Jのところで約2cmの段差が出来た。



このことが、今月から

全国ニュースに大きく取り上げられるようになった。

原因は、基礎に打ち込まれた杭の長さ不足。

支持層まで届いていなかった。


杭長が足りなかった理由は、

施工時のボーリング調査で、深さ14mと見込んでいた支持地盤の

一部に不陸があり2mほど深いところがあった、というもの。


傾斜を起こした棟では、52本の杭のうち6本の長さが不足し

2本にも根入れ不足があったのだそうだ。

(ケンプラッツの記事へのリンク)




今回用いられた杭の工法。 

旭化成の『ダイナウィング工法』

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で、


原因については、あとでまた戻ってくるが

販売元の三井不動産レジデンシャルは、

『全棟建て替え。建替工事費、移転費用の負担。賠償金支払い』

を提示しているんだそうな。

(毎日新聞の記事へのリンク)




全戸に補償をする、ということを一応評価する報道もある。

10年前に起こった構造計算書偽装問題では、

弱小ディベロッパー、ヒューザーは

跡形もなく吹っ飛んで倒産した。

おかげで、被害を受けたマンションの中には、

住民が工事費を負担して建て替えたりした。


この事件で、執行猶予つきの甘い判決を喰らった

オジャマモン小嶋進が『傾斜マンション問題』について

生意気になにか語っている。

(ライブドアニュースの記事へのリンク)

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こいつは天下晴れて無罪ではなくて

絶賛執行猶予中





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こいつは、たった5年の刑期を終えて

すでに出所しているはずだが…






今回の事件にしても、三井不動産まではつぶれないだろうが、

旭化成建材なんかは吹き飛んでしまうような気がする。





なんで全戸買収にしないんだろう。





福知山線脱線事故で、電車が激突したマンションは

1年半かけてJRが買収した。あとに残ったマンションを

モニュメントにする計画が進んでいるが、

こんなふうに原形をとどめなくするようなことが考えられるのも

全戸の権利を買い取ったからだ。(使えよ! なつやすみ)


しかし、こうやって住民の区分所有権を残したままにすると

建て替えにしても、4/5の同意が必要になって

おそらく先に進まない。

再販したところで完売する自信がない、ということだろうか。


むー。








責任についてはどうなのか。というと

いま責められているのは、杭工事の施工業者である

旭化成建材の現場責任者。

現場にあって、杭長が足りないことに気づきながら

そのまま施工した。

そして地盤データの改ざんや流用もやっていた。

ということで責任を問われている。


もちろん、その責任は逃れようがないが、

そもそも、長さの足りない杭を指定し、発注したのは

元請けの三井住友建設であったはずだ。

だから下請けの旭化成建材の現場責任者に、 

1ヶ月以上の工期の遅延を賭けてまで 

杭を破却、再発注させるのは酷ではないのか? 

という話もある。


購入者は引っ越し、転校の予定を立てているから 

『引き渡し期限が延びる。』ということになると、 

現場責任者はもとより、杭打ちの下請け会社ごときでは 

責任は取れないのだ。

社長から『性格的にルーズで』っていわれちゃうんだから、

この人にサラリーマンとしての未来はないだろうが

この現場責任者や旭化成建材の責任だけでは、

当然収まるまい。



そして、やっと本題。

『この問題はどこまで広がるのか?』

ということ。



EXP.Jで躯体がずれていることに気づいた時、

販売主の三井不動産レジデンシャルは、

『東日本大震災のせいっすよー。』と、無視しようとした。

これが、杭長の不足による言い逃れの出来ない施工ミスだ、

ということが発覚した時も

下請けの杭施工業者の旭化成建材は

『杭打ちした現場監督がルーズな奴でさあ』

と、問題を矮小化しようとした。

疑念があるのは、このだらしない男が監督した

41物件だけだ、と。

もちろん、世論はそんな眠たい言い訳を許さず、

国交省は旭化成建材が施工した3000余の物件について

親会社の旭化成に対して住民に情報を開示することを求めた。

(FNNニュースの記事へのリンク)



客の立場で考えれば、 

現場監督の個性によって杭の長さが足りなかったら堪らない。

しかし、中途半端に土建屋の世界を知っているから

だらしのない個性が、とんでもない手抜きを起こすことも

知ってはいる。

そうはいっても、そんな問題じゃないだろう。

このだらしない監督が担当した他の物件のいくつかも、

そして、旭化成建材の3000件のうちのいくつかも、

さらには、他社施工の物件の中にも

当然こういった問題はあるはずだ。



今回の問題が発覚したのは、

建物のEXP.Jで、ずれが起きたから。



大型の建物の場合、建物が折れ曲がる部分や

長すぎる場合に、わざと躯体を切る。


地震が起きた時に

変に応力が集中して破壊しないようにするためで、

建物の柱、梁、地中梁、さらには廊下や屋根のスラブも

縁を切って間を開ける。

これを、EXP.J(エクスパンションジョイント)という。


ただ、床に隙間が空いていたら危ないし、

屋根に隙間が空いていたら雨が漏るので

金属のカバーをつける。

今回の問題が発覚した時、テレビのリポーターが

『あ、見てください。あの金属のカバーの左右で段差がっ。』

叫んでいたのがこれだ。



今回、建物が傾斜したのは、支持層に届かなった杭が

EXP.Jのそばに集中していたからだ。

だから、建物が不同沈下し、EXP.Jで縁を切られていたから

つかまりどころがなくて傾斜した。

ということは、建物の真ん中らへんに

長さの足りない杭があった場合、

建物が頑張って、被害が露見しない場合

も、あり得るということだ。



そして、さらに根本的な原因。




杭工事、といってもいろいろな工法があり

今回の『ダイナウィング工法』だけではない。

むしろ、掘削機で支持層を探りながら杭を打設する、

という工法はあまり一般的ではないように思う。

これなら確かに杭ごとに支持層が確認できるが

基礎の全数について、事前にボーリングをしていなかった。


これを『手抜き』のように報じる向きもあるが

それはさすがに酷だと思う。

50本の杭が必要だとしても、

1棟あたり数カ所のボーリングで済ませるのが

いままでの慣習だっただろう。

今回の事件を教訓に、

これからは、基礎のすべての箇所について

ボーリングをするのが当たり前になるのかも知れないが

過去に遡って、その責を問うのはあんまりだ。


掘削機の先端のドリルの電流の変化を見る、

とか、そんなぎりぎりの設計・施工方法を

採ったからじゃないのか?

地盤の傾斜、不陸を見込んで、多少長めの杭を余裕を持って、

地盤にぶち込むのではいけないのか?





マンションの施工単価は、新国立競技場が

工費がかかりすぎてつぶれたように、

いま、急激に上昇している。

その一方、マンションの販売は首都圏を中心に好調で

その結果、このマンションのように

『工費も工程もぎりぎり』、という物件が

量産されていくことになる。




だから、今回の問題は、

『だらしない現場監督』の所為じゃなく

もう少し構造的なものだと思いますよ。




もちろん、この監督を許すつもりはないけど。




















では、『今日の一枚。』




買う時は夢があったんだよなあ

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このマンションの中古物件を仲介するサイト

精一杯夢をあおっているのが、今となっては物哀しい。










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2015年10月 3日 (土)

10段ピラミッドなんか、くそ喰らえだ

9月27日に大阪府八尾市の市立中学校で行われた体育祭で

「人間ピラミッド」が崩れて 6人の生徒が重軽傷を負う事故が

発生した、というニュース。

(J-CASTニュースへのリンク)










体育祭なので、当日の様子を動画に撮った映像が、

たくさん公開されている。


10段ピラミッドだが、ご覧のように最下層は8人×8人なので

参加者は157人。高さは7m以上。





10段目に登る生徒が、登頂した時に披露する垂れ幕を 

腰にくくりつけて最上段に近づいていくのだが、既に 

『足場』となる9段目以下が、重さに耐えかねてぐらぐら揺れていて、 

なかなか近寄れない。


それでも、最上段にしがみついて登ろうとすると、 

ピラミッドはその中央部から真下に崩れ落ちる。



一応『事故』を警戒して、11人ほどの教師が馬鹿面を下げて

ピラミッドの周りにいるが、中央部が陥没したので救いようがなく、

事故を起こした生徒に、すぐにどくよう誘導する。


元気に走る生徒を見て、客席から拍手が起きる。 

実際は、この事故では骨折をはじめ、6人の生徒が

重傷を負っているのだが、11人の人間の屑教師は、

担架を呼ぶでもなく、 怪我の生徒を気遣うでもなく

骨折した生徒を無理矢理立たせて、席に帰って行く。


胸を押さえて席に帰って行く生徒達を見て

観客席の拍手が、また一段と高くなる。






うー、気持ち悪い。






私が、こういった

『張り切った体育会馬鹿に仕切られた「集団行動」。』というのを

いかに憎んでいるか、ということについては

数少ない、この日記の愛読者の皆さんにはもう、おわかりでしょう。


本当に許せないんだっ。











ところが、この『10段ピラミッド』、

他の中学校でも行われており、2010年には、

これを成功させた伊丹市の天王寺川中学校について、

朝日新聞が取材し、

満腔のマンセーを捧げ奉っている。

(朝日新聞 2010年10月22日の記事へのリンク)




署名記事なので実名をあげて罵倒しないと、

相川さんに失礼だろうから書く。

山崎っ。このくそ馬鹿野郎っ。




なにしろ、『…その様子が公開されたインターネット上の動画は

1カ月足らずで57万回以上のアクセスを記録した。

…生徒らは「支えあうことの大切さを学んだ」と喜んでいる』、と。

なんだ?てめえ、この提灯記事はっ。



一応、こういう行事で過去に事故があった事例を紹介もしているが

『しかし、天王寺川中学校は 

昨年と3年前にも9段ピラミッドを完成させていた。 』ときたもんだ。

その接続詞の『しかし』、おかしくない?

 


木下誠校長(60)は「一歩間違えれば大変な事故になるが、

安全性を高めるために工夫をすれば、実現できる。

生徒たちが感じた代え難い感動や達成感は、

その後の人生に必ず生きると信じている」と話している。


馬鹿か?お前は。




こういう中学校の卒業生のその後、とか

取材して欲しいな。


少なくとも、

『10段ピラミッド』の感動を活かした

素晴らしい人生は送っていないと思う。






この頭の悪い行事を取り仕切ったのが吉野義郎さん(当時49)。 

物故者のような年齢表記になっているのは、

死んでしまえばいい、と思っているからで

いまなら55だから、定年間近のこの体育会馬鹿は

退職金が惜しいから手を出せない。 

うんといじめていいと思う。(だめです。一応。)

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吉野義郎君

勝ち誇った面しやがって







ただし、この馬鹿。

この成功で余程増長したらしく  

『吉野先生が教えて下さる

10段ピラミッドの作り方』  

なんていう動画がごろごろ出てくるんで  

反吐が出そうになる。

(リンクはしません。『吉野義郎』で検索するとくだらなくたくさん出てきます。)










体育祭当日の様子。

わざとらしく生徒に手を引かれて、最初に胴上げされているのが

この吉野である。


どんどん紹介がひどくなるな、

と思うだろうが、まだ足りない。



勘違いしている人がいると思うので、 

もう一度書いておくが、私が、この種の演し物に 

批判的なのは、単に『危険だから。』ではない。


それだったら、『うちの子がドッジボールで一人だけ狙われて

突き指しました。あんな危険な遊びやめさせて下さい。』

という、モンペと変わらない。


危険なのももちろんだが、こういった暑苦しい行事に 

のめり込む体育会馬鹿がおり、 

『ああ、熱血なおれって素敵。』と

自分に酔いつぶれやがって、

こういった危険な苦行を

生徒に強制させている、ということ。


もちろん、生徒の中にも、妙なテンションに沸き上がって

『危険だから11段への挑戦はなし。』なんていうことをきくと

泣き出したりするサルがいる。


父兄の中にも、また変なテンションに舞い上がって 

早朝から、先生様達へのお茶出しの準備をし、

行事の際には マトリックスが撮れるんじゃないか? 

というほどのカメラを動員して、てめえのガキを撮って 

高校に入ってすっかり不良になった娘の帰りを待ちながら 

暮夜、密かに再生ボタンを押して涙を流す婆あがいて、ざまあ。



現に、6人が重軽傷を負った現場では 

拍手の音が途切れなかったではないか。








うー、気持ち悪い。












そうして、この種の馬鹿競技にのめり込んでいる教師の巣窟が

大阪府池田市の大阪教育大にある『関西体育授業研究会』

という、暑苦しい組織。


この馬鹿どもは生意気にもこの『組み体操』について

本を出版しており、それがこちら。

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このキチガイ本にレビューで

満点評価を与える馬鹿がいる、

という冥い事実。



そして、こいつらの会報がまた死ぬほど暑苦しい。

関西体育授業研究会 会報Improve。

こんなのを見ると、宅間守がかわいく思えてくる。


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クリックで大きくなるけどさ






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研修会前日は

夜中の12時まで準備

当日は、朝7時準備開始







こいつらと、松岡修造と沢松奈生子を一緒に浴槽に漬けたら

30分で沸騰するだろう、という暑苦しさ。


無駄なエネルギーだなあ。



なんで、こういったことが

高さを競ってヒートアップするんだろう。















そしてこういった暑苦しい競技は他にもある

たとえば、テレビの定番『30人31脚』。




他には、長縄飛び。





これ、『30人31脚』とか、『長縄飛び』で検索すると

やっぱり、動画がごろごろ出てくる。


これも、体育祭で人気の種目らしい。

父兄が撮るから、とにかく山ほどあって、

しょんぼりした三流校から一流校まで見ることが出来る。

そういった他の動画も、2・3本見比べてみて貰うと

ここにあげた学校が、如何にうまいかわかると思う。


それぞれ激しい運動なのに、頭が動かず  

視線と、体の重心が一定している。










結局、『数字で評価される』からだろうな。

ピラミッドも9段よりも10段がえらい。


10段での実演は、

練習では一度も実現できなかったけれども

危険を無視して、今回事故を起こした八尾市の中学校が

これを強行したのは、『10段いかなければ

ニュースにして貰えねえぞ。』という

田舎くさい見栄。


結局、ニュースにして貰えた。

事故が起きたおかげだけどな。








『30人31脚』もタイムを競うし、  

人数を競う連中もいて『100人101脚』を  

実現している学校もある。 

長縄跳びも、人数やタイムを競う。


給食に筋弛緩剤をたっぷり練り込んでも

もにゅもにゅと筋肉がうごめく体育会馬鹿は

粘菌と同じくらいに脳みそがないので

こういった、『何人、何秒。』

といった外形的な条件にとても弱い。


弱いのは、お前の頭が弱いからで、

死ねばいいのに、と思う。 

でも体力と信奉者だけはあるから、

こういった馬鹿な競技を

こどもに強制する。






自分に酔っぱらってんじゃねえっ















本当に迷惑だから、それだけはやめてくれ。




























では、『今日の修造。』













松岡修造が、一時間にわたってあなたを延々と励ましてくれる
 

作業用BGM。





作業がはかどるかどうかは、疑問。




ちなみに、2時間版もあります。

https://youtu.be/COaHjUhmVCk




超うっとおしい。




 

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2015年8月 5日 (水)

『こどもの詩』の嘘。

タイトルは『おっぱい』。

以前、5歳の男の子が

本紙「こどもの詩」コーナーに寄せた作品である。


『おかあさん/ぼくは一才三か月でおっぱいをやめたんだよね…

でもね/あのとき/ぼくさびしかったんだよ。』…

(読売新聞『よみうり寸評 7月24日へのリンク)






これ、5歳の詩か?

紙の新聞で見た時に疑問に思ったが、

Web版でも『5歳』なので間違いないのだろう。


そりゃまあ、世界には5歳で大学に入るような

早熟なガキもいるらしい。

でもなあ…というのが、今日のお話し。







冒頭の詩に戻ると、だからこれ、

100%大人が書いたものじゃないのか?


『…やめたんだよね。』と、

自分の記憶を他人に重ね合わせるような表現。

普通のガキなら、自分の視点だけで

『ぼくはおっぱいをやめた時にさみしかったです。』

くらいしか書けない。

『でもね…』という逆接の表現も早い。

さらに、『やめたんだよね。』『さみしかったんだよ。』と、

舌足らずな飲み屋のねーちゃんのような

安っぽく演歌みたいな口調。

こんなもん、こどものオリジナルだとは思えない。



そして、決定的な嘘が

『一才三ヶ月』という表現。


『なっちゃん、いくつ?』

『いつつ。』

『松太郎君はいくつ?』

『ぼくは、五歳三ヶ月です。』


こんな5歳いるか?

いてもいいけど、鉛筆を刺してぶち殺す。

この一句で、ションベンみたいな文字列が、

『詩』になっているのかも知れないが

5歳がこんな印象的なセリフを放り込めるだろうか。

少なくとも、『○才○ヶ月』という表現は嘘だ。


発達心理学と、文法の専門家が解読すれば、

もっといろんなことがわかるのかも知れない。



ご丁寧に、改行を示す『/(スラッシュ)』が入っているが

そもそも5歳が文節を理解して分かち書きができるか?

私個人の経験でいえば、小学校入学の時点で

ひらがなも読めず、自分の名前のかなだけ急遽覚えさせられて

学校に放り込まれた。

もちろん、書く文字は鏡文字だ。


卒乳の時期を覚えており、それをさみしかった、ということを 

詩想として持っていた5歳は、実際にいたのかも知れない。 

そこまでは信じてもいいが 

それを文字にしたのは、明らかに家族に煙たがれるおっさんか 

小学校で親子の絆を説く、

『意識Highest』なおばはんである。



もうやだ、こんな 嘘もんの感動。



以前、『こどもの俳句』でも、 

似たようなことを書いたことがあった。 

(こどもと俳句と銅閣寺と私 なつやすみ)


たしかに、読売に限らず

新聞社が募集する作文なり、詩なり俳句、というのには

100%、大人の手が入っている。

今は昔ほど露骨ではないと思いたかったけど、これはちょっと…







これで、この鼻糞のような詩に『よみうり寸評』氏が

感動しただけなら間抜けなだけだが、

そこから母子手帳の話につながり、

中国でも導入されるかも、ということを伝え、

『母と子の心の絆を深めるのに役立つといい。』と、締めている。



いや、結句は 

『13億人の大国である。忘れがたき記憶も膨大となろう。』 

とあるので、極端な格差によって 

悲惨な境涯に置かれているこどもが膨大に登ることを念頭に 

『頑張れよ。』と『意識Superior Highest』 

説教をしたかっただけなのかも知れない







あー、あちー。

























では、『今日の一枚。』












『卒乳』で画像検索したら出てきた画像。

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いいなー。


 

 

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どおして、7月24日付の記事に対する文句を今頃書いているかというと

例によって、死んでいるからさ。

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2015年7月 9日 (木)

新国立競技場の解決策はこれだ。

新国立競技場の設計変更による最終案が、事業主体である 

日本スポーツ振興センター(JSC)によって承認された。

予算は2520億円。 

コンペ案から減額した基本設計の1625億円から900億円の増額。 

(読売の記事へのリンク)

















『えーと、600億円前後のロンドンや北京オリンピックの 

スタジアムの建設費の4倍。高すぎるんじゃねえか、と。』


『コンペの条件が1300億円。

カブトガニみたいな外観。神宮外苑からはみ出る巨大さ。』

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でかいでかい






『これは、コンペ当選案のパースだね。』


『この時点で破格だけど

改めてゼネコンに見積もりを出させたら3000億オーバー。』


『ま○こみたい』


『わーわーわーわー』












『そこでコンペ案を変えようとスタジアムの向きを180度変え、

屋根の開閉部分と、アリーナの固定座席を後施工にし、

カブトガニのしっぽを切り飛ばしす。』


『これで「浜辺のゴミ」感が一気に出たな…』


『そのうえ、機能的に必須の陸上競技のサブトラックを取りやめ

胴体部分を圧縮して施工床を2割縮小…』


『待て待て待て。』


『なんです?』


『規格が決まっているスタジアムや席数が決まっている 

座席部分の面積は変えられないのに

トータルで2割削減できるって 

どんな水ぶくれな設計だったんだね?』


『カブトガニだから…』

00000000000000000000000000000000000

打ち上げられた

カブトガニあるいは

乾いた(自粛)





『とにかくこれで、1625億円まで圧縮できるだろう、
 

ふー、やれやれ、と思っていたら…』


『もう一度ゼネコンに見積もりを取らせたら資材高騰や

東日本大震災の復興による労働者不足で

建設価格が高騰しているんで、総工費はまた3000億円…』


『そろそろ着工しなくちゃいけないのに高すぎるし 

予算は確保できていないし、と批判を浴びて見直して…』


『それで、7日に文科相や都知事を含めたえらい人が会議して

1回目の減額案とほぼ同じ内容を採用して2520億円、と…』


『…高っけー…』


『ねえ…』











『大体、屋根要る?』


『そうそう、みんな疑問に思うその点。

だけど、「開閉式屋根」っていうのがコンペの条件だった、と。』


『なんで?』


『サッカーのワールドカップを誘致するためには

「屋根付き・8万人」が条件。

さらに、競技場としてだけじゃなくコンサートにも使いたい。』


『だけど屋根が高いんだろ?』


『開口部の両側に、スパン400m近いキールアーチを

架けるという工法の特殊性のおかげで、

屋根だけの工費が950億円。』


『穴の横の大陰唇アーチ要る?』


『名前はともかく、ね…』


『開閉式じゃなくてもいいんじゃない?』


『天然芝だから窓を開けて日に当ててやらないと。』


『札幌ドームみたいにピッチがスライドする。』


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広いなあ






『札幌ならともかく神宮外苑の土地の高いところに。』


『でも、さりげなく取りやめになったサブトラックは

機能的に必要なんだから、ここを充てれば…』


『あの敷地じゃねえ。』


『しかし、コンサートのために1000億掛けて屋根を架けるって、

なんか本末転倒なような。』


『でもあのアーチがデザインの胆らしいんで。』


『でも屋根、要る?』


『うーん…』









『ワールドカップのことは措くとしても 

1964年の東京オリンピックの開会式で、 

なにが印象的だったかと言えば、、 

雲ひとつない10月10日の青空の下の入場行進と、 

蒼穹に向けて駆け上がる 

『原爆の日』にうまれた坂井少年の聖火トーチ。だっただろう。』


『「だろう」ったって、

リアルタイムでは、あんたの世代も知らないでしょう。』


『だけど、感動するぞ。』









『さらにっ。』


『なに?』


『屋根の高価さだけが注目されがちですが、

屋根以下のフィールドやスタジアムの建設費も、1600億円という

すっとこどっこいな値段です。』


『あ、屋根なしでも、コンペでの総予算を上回るその値段?』


『なんでか、というとこの競技場、

陸上のトラックとかフィールドがあるアリーナが

地面のレベルになくて人工地盤の上に出来てるんです。』


『建物の中にあるの?』


『そうです。この競技場は「屋外」じゃないんですよ。』


『そうか…』


『フィールドだけじゃなく、ま○この裾も含めてひとつの建物。』


『でけえ。』















『2520億が高い、っていわれてるけど、この金額だって

可動屋根の施工とか、可動席の設置とかにかかる費用は、

後回しにしてるだけなんですよね。』


『典型的な詐欺決算の手法だ。』


『さりげなく中止にされているサブトラックだって

機能上必要に決まってるんです。』


『そもそも工費が見積もり通りに納まるわけないってのは 

日本中の土建屋がわかってるだろうに。』


『で、さらにこの建物。竣工した後儲かるかっていうと』


『うん。』


『屋根を閉じた時の稼働数は年間12回で

収支の見込みはかろうじて黒字の3800万円。

屋根代の金利も出ない、と。』


『だから屋根、要る?』












『コンペで選んじゃったから、とか

招致活動の時に、この案で臨んだから、と言い訳して

打ち上げられたカブトガニみたいになっても

コンペ案のイメージにしがみついている、と。』

(朝日新聞の記事へのリンク)


『この問題で、コンペの審査委員長だった安藤忠雄が

沈黙を守っているのは疑問だなあ。』


『大阪のテレビ番組の中には

意地でもこの問題を取り上げないところがありますからね。』


『逆にかっこわるいと思わないのかな。』











『しかし、どうしたらいいんですか?』


『開閉式屋根をやめて、トラックとフィールドを

むかしの国立競技場みたいに地べたに叩きおとせば

半額くらいにはなるんじゃない?』


『しかし、サッカーのワールドカップが…』


『屋根の概念を根本的に変える。

可動屋根だとか、全面屋根とかやめてしまえばいい。』


『どういうことです?』


『雨を塞げば屋根、だろう。』


『そりゃまあ。』


『神宮外苑なんだから、 

観客にビニール傘配って踊らせたら?』


『選手は?』


『サッカーもラグビーも全天候だろうっ。』


『うーん…』


『試合終了後に選手が傘にサインする、というのを名物にすれば、

「新国立」の話題になるぞ…』


『持ち帰り、なら傘は貸し出しじゃないんですね…』


『うん。』


『あ、そうか。』


『どうした?』


『ビニール傘が500円だとして、8万人に配ったら

ワールドカップ決勝トーナメントの17試合で7億円ですっ。』


『いいじゃん。』


『オリンピックが20日間だとしたら8億円ですっ。』


『儲かるじゃん』


『イベントごとに「傘代4000万」ってのは、いまの年間収益予想の

3800万円を上回りますっ。』


『えっへん。』

























では、『今日の一枚。』















迫り来る台風11号。

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眼が二つある。





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2015年3月 8日 (日)

忠犬ハチ公の日

没後80周年の今日、

忠犬ハチ公の銅像が新たにできた、

というニュース。 

(読売新聞の記事へのリンク)


ただし、多くの日本人が知っている

渋谷駅前の坐像ではなく

飼い主だった帝大教授の上野先生に飛びついて

抱きあう像だそうで、場所も渋谷駅前ではく、

本郷の東大構内。

そもそも渋谷駅前の像も、まだ撤去されておらず 

(渋谷駅の再開発によって、夏に移転予定) 

待ち合わせのカップルは困ってしまうだろう。


『ちーがう―の。本郷じゃなくて渋谷駅

あたし、ちゃんと言いましたからね。』



まあ、迷うやつはおらんか。

それでも、夏以降渋谷駅前のほうの銅像が移転したら

『ハチ公前で待ち合わせ』というと、

東大の構内に入らないといけないのだろうか。




実はハチ公について半年前にも書いているので

再掲します。

ではどうぞ。















8月8日は『忠犬ハチ公』の銅像ができた日。

昭和23年(1948年)のこと。

(Wikipedia 忠犬ハチ公)






渋谷駅前のハチ公像、といえば、

待ち合わせの目印。

『ちーがう―の。モヤイじゃなくてハチ公

あたし、ちゃんと言いましたからね。』

と、いまでも日本中のカップルの、…けっ。








で、

 

もうすぐわれわれが見ることが

できなくなるはずの

ハチ公像ができたのが、この日。

え?戦後にできたの?と思うだろう。

そして、見られなくなる?という事実。

そこに、この犬と銅像の不思議な生涯の波乱が

込められている。













ハチは1923年、秋田県で生まれた。


東京帝大の教授であった上野先生、という人が

『どうしても秋田犬を飼いたい。』と秋田から

人を介して30円で彼を引き取った。


省線の初乗り運賃が、大人5銭という時代。

いまなら10万円くらいか?

さらに言えば、『金を出して犬を買う』という

ことがまだ一般的ではなかった時代でもある。

しかし、一人暮らしだった上野先生は、

ハチを愛した。

さらに上野先生はよほどきっちりした性格

だったらしい。

毎日の散歩の時間がぴったり変わらなかった

カントのように、先生の出退勤時間は毎日

おなじだった。

だからハチも、毎朝、出勤する先生を見送り

先生の退勤時間には、最寄りの渋谷駅まで

迎えに行った。






まあ、ここであえて野暮なことを言うけど、 

自宅の敷地内で、リードも付けずに

事実上放し飼いにし

その犬が、てくてく町を歩いて

渋谷駅にやってくるなんて 

今日では考えられない。


実際、上野先生の死後、

ハチは人を噛んだりすることもあって嫌われ

2度住居を変わっている。








しかし、上野先生との幸せな生活は

1年余りだった。

先生は、講義中に倒れて、

そのまま病院に運ばれて死んじゃった。


その後彼は、あちこちに転々と引き取られるのだが 

『なんだよっ。浅草なんて知らねえっぺよく』 

ということで暴れ、結局は上野先生のところの 

植木を手入れしていた小林さん、という人に

引き取られる。 

昭和2年(1927年)のこと。 

この人の家は、いまの渋谷区にあった。


それからハチの渋谷駅参りが始まる。

帰らない主人を待つ、ったって

そんなのよその人間にはわからない。

酔客にいたずらされたりしたこともあるらしい。










で、

このままだったら、たんに

『改札の前にいる野良犬』である。

彼が、『忠犬』なった理由はなんだろう?


ここが一番わからないんだけど、
  

とりあえずWikipediaさんの言い分を

聞いてみよう。



『一方、上野(教授)を迎えに渋谷駅に通う

ハチのことを知っていた

日本犬保存会初代会長・斎藤弘吉は1932年

(昭和7年)、渋谷駅周辺で邪険に扱われて

いるハチを哀れみ、

ハチの事を新聞に寄稿した。』



なぜ斎藤はハチと上野先生との

エピソードを知っていた?

 

不思議な顛末は以下のとおり。

 

『これは東京朝日新聞に「いとしや老犬物語」

というタイトルで掲載され、

その内容は人々の心を打った。

有名となったハチは

「ハチ公」と呼ばれかわいがられるようになる。』とな。


斎藤先生は『病気療養中に出会った

日本犬の影響を受け

1928年(昭和3年)7月、日本犬の調査中に

偶然ハチの存在を知る事となる。』って

書いてあるんだけどさぁ、

なんか飛躍があるような気がする。




ともかく、新聞で紹介されたハチは、

上野先生とのエピソードなどが伝わるにつれ

『二君にまみえぬ忠犬』として、

戦前の世相の中で、当然、

ハチ自身が企図したものではない人気を得る。

別に彼に狙いはないか。

ただ、いじめられていた時代にも変わらずに

渋谷駅に通ったことを見ると最初は、

純粋に『待つ人』だったんだろう。

改札から上野先生が出てきたとしたら、

やっぱり 跳ねまわって喜んだんだろうか。



『二君にまみえぬ忠犬』って 

その時の飼い主の小林さん、

面子丸つぶれだが。



ただ、本人、というか本犬が意図しない

この大人気は彼の周辺を変えた。

まず、銅像が建つ。


昭和9年に渋谷の駅頭に建つ。

これを周旋したのが、ハチのことを新聞に

投稿した斎藤先生。

Wikipediaでは、

たっぷりの美談として書いてあるが 

どう考えても、マッチポンプである。


なにしろ、この時まだハチは生きていて

彼は自分の銅像の『建立式』に出席している。

普通、遠慮するだろう。





早速待ち合わせ場所、に使われたかどうかは

知らない。

     
『ちーがう―の。モヤイじゃなくてハチ公

あたし、ちゃんと言いましたからね。』

まあ、昭和9年にモヤイはないやね。









ハチの死は1935年(昭和10年)

晩年の様子を、宮脇俊三先生が

『時刻表昭和史』 という本に書いている。

昭和8年、宮脇先生が小学校に上がった時の記憶、 

既に、新聞で紹介されたハチが

有名になっていた頃である。



『その渋谷駅の改札口の北側に接して

小荷物扱の窓口があった。

出し入れする荷物の擦痕と柾目の交錯した

厚い一枚板が武骨に張り出していて、

その上に荒縄をかけた行李がドスンと置かれる。

駅員は荷札を確かめてから、引きずるように

して三和土の上の看貫秤に手荒く載せる。

秤が音を立て、針が大きく震えた。

昭和八年、その小荷物窓口の厚い一枚板の下に、

一匹の老犬が生気なく横臥していた。

白い大柄な秋田犬である。

肩や腰の肉は落ちて腹部の皮はたるみ、

眼は物憂げに閉じたままで、

厚板の上に放り出された荷物の音にも

何の反応も示さない。

喧騒な渋谷駅前では、この一隅だけが

老犬の存在ゆえに静かに倦んでいた。』

老年のハチが、もはや改札口ではなく

小荷物のカウンターの下にいた理由について、

こう記している。


『要するに餌の問題さ、と揶揄する人もおり、

そのほうが真実らしいことは私たち子供にも

理解できた。』

 

ハチが渋谷駅にいた理由は、焼鳥のためだ、と


実際ハチの遺体を解剖したら、胃の中から

複数の焼き鳥の串が出てきた。

客や駅員が、弁当や、焼き鳥を買い与えていた

ことも当時から有名だった。



これに対して、Wikipediaが一生懸命反論している。

もう改行がめんどくさいのでコピペした文章を

どうぞ。

『ハチが毎日のように渋谷駅に現れたのは、

駅前の屋台で貰える焼き鳥が目当てだったという説もある。

一方、実際のハチには、この説と合致しない行動が知られている。

  • 屋台が出ない朝9時にも必ず駅に通っていた
  • - 「ハチの渋谷駅へ行く日課は正確であった。
  • 小林宅を出るのは毎日午前九時ごろ。しばらくすると戻る。
  • 夕方は四時近くなると出かけ戻るのは
    午後五時過ぎから六時頃であった。
  • これは、上野が朝出かける時間と夕方の帰宅時間であった」。
  • エサを貰えるようになったのは、駅通いしていた9年間のうち、
    美談として報道されたのちの有名になった
    最後の2年間のみであった - それ以前は、
    駅員や焼き鳥屋、子供など駅周辺の人々から
    邪険に扱われており、時には暴力を受けるほどであった。
  • 上野に代わった飼い主・小林菊三郎はハチを大切に飼育しており、
    食事として牛肉を与えていた - ハチが空腹になることは考え難い。
  • 渋谷駅では屋台前ではなく、
    上野が出てくる改札口前に直行して座っていた。

また、ハチ公の美談を世に知らしめた斎藤弘吉は、

「有名になるといつの世でも反対派が出るもので、

ハチが渋谷駅を離れないのは

焼鳥がほしいからだと言いだす者が出た。

ハチに限らず犬は焼鳥が一番の好物で、

私も小林君もよく買って与えていたが、

そのためにハチが駅にいるようになったものでない…」と、

自身の著書の中で異論に反対している

(斎藤弘吉 『日本の犬と狼』 雪華社)。





さて、

『客や駅員、そして斎藤先生自身でさえが

自分で買って与えた』 っていうのに、

『屋台の前にはいなかった

(だから待ち構えていたわけじゃない)』

という反論に意味はない。


『目撃者』である宮脇少年は、

ハチがもはや改札前にいなかったことを

はっきりと手触りのある文章で記している。

そして、晩年のハチは駅前で夜を過ごすことも

黙認されていた。


後半の『斎藤先生の反論』は、

もはやめちゃくちゃで

『ハチ公の美談を世に知らしめた斎藤弘吉は、

「有名になるといつの世でも反対派が出るもので…

犬は焼鳥が一番の好物で、

私も…よく買って与えていたが、

そのためにハチが駅にいるようになったもので

ない…」』

というのは、

あなたが世に知らしめたハチの、ひいては

自分の名声を失いたくなかっただけでしょう。


っていうか、

あんた自身、焼き鳥あげてんじゃん。



Wikipediaのこの項目は、斎藤先生の弟子、

あるいは日本犬保存会の人が投稿しているんだろうな。







ハチは、そんな人間たちの思惑など、

おそらく知ったことはなく

1935年(昭和10年)3月8日、渋谷の路上で

遺体で発見される。


享年、と言っていのか12年。

犬にしちゃ短いような気がする。


死因は癌とフィラリア(蚊が媒介する寄生虫)だからねっ

と、これもWikipediaさんが強烈に主張しているので

もういいや。







ただし、ハチの波乱な犬生はむしろ

ここから始まる。



『忠犬ハチ公』の死が知られると、 

盛大な葬式が行われた。

坊主16人を動員し、

兵隊の給料が10日で1円80銭だった時代に 

香典だけでその1万倍。1個師団が養える。




僕が死んだって…











ハチの死の時は、

日本が戦争に突入していく時代でもあった。 

『忠犬ハチ公』は愛国のシンボルになる

従って、ハチ公の銅像は『出征』する。

なんのこっちゃ?というと敗戦間際の

昭和19年に 『金属供出』ということで、

取り外されてしまう。

彼が『出征する時』、銅像にはタスキが

かけられ、万歳三唱とともに見送られた。

そういう儀式が必要で、

ハチ公像を知っている人ならわかるだろうが

あの程度の大きさの青銅を鋳つぶしたところで

何にもならん。


実際、彼が溶かされたのは、玉音放送の日、 

昭和20年の8月14日だったそうで、

戦争の役に立つはずもない。



うー、なんか気持ち悪くなってきた。










台座だけになっていたハチ公の銅像を再建しよう、

という動きは戦後すぐに出たらしい。


いや、8月15日まで取っとけよ、と思う






それで再建されたのが昭和23年(1948年)。

われわれが目にすることができる、あの像だ。


ただ、このあたりの日付も臭い。





すいませんね、根性が汚くて。





1948年夏の時点では、

東京裁判も終わっていない。 

建立直後の8月30日に、来日したヘレンケラーが 

焼き鳥をハチの口許に持って行き、 

『チキン、チキン、チキン』と叫んだという。(嘘です)





うん、こういう風に世界規模で敵をつくるのは

やめよう…

でも、こういうニュースは

『誰かの意思』が働いているんですよ。





しかし、東京裁判だ、公職追放だ、

騒いでいたGHQが 『軍国日本のシンボル』

みたいになっていた、 ハチ公の銅像の

再建を、この時期に許した理由がわからない。

 



しかしまあ、没後80年。

2代目の建立からでも66年。

渋谷の変わりように、

ハチ公もびっくりであろう。

と思ったら、現在進行中の

東急・JR・メトロの渋谷駅再開発で

工事期間中は

ハチ公像が撤去されるかもしれない。

というニュース。(産経の記事へのリンク)






まあ、落ち着いたら移設されると思いたいが 

どこに行くかは、現時点では決まっていない

のだ、と。


いまはまだ西口広場にいるはずのハチは

自身の身の上のめまぐるしさを、

どう思っているんだろう。




 

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わん























では、『今日のHACHI。』










2009年公開の映画だそうです。

 

 

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2014年12月14日 (日)

「大向こう」がうるせえや

歌舞伎の「掛け声」、大向こうの親睦組織

「初音会」が在籍者8人、しかもみんな

じいさんなので後継者が不足。

そこで一般の人に「勉強会」なるものを開催。


『ここで勉強すれば俺たちの『会』に

入れてやる。そうしたら

大向こうからの声かけも許してやるぜ』という

廃残団体がどこまで上から目線なんだ、

という試みを始める。


(日経新聞のニュースへのリンク)










『歌舞伎の声かけというと。

役者が舞台で見得を切ったりする時に…』


『その役者の屋号を呼ぶ。』


『松嶋屋っ。』


『成駒屋っ。』


『成田屋っ。』


『リオンっ。』


『やめろっ。』


『勉強会には10人が集まり歌舞伎のビデオを

見ながら講師役の海堀さんが「ここで掛けて」

「セリフにかぶせちゃダメ」

とタイミングや声色について説明』

ですって。』


『うわあ…』


『なんで金払ってこんな苦行を受けないと

いけないんでしょうね。』










『で、勉強会に入ってめでたく卒業すると、

この「初音会」に 入れていただける。』


『そこでデビューして、声をかけても、

その常連のじいさんから、

「ここで掛けて」「セリフにかぶせちゃダメ」

「遅い」とか嫌味言われるんですよね。』


『それでお前。「勉強会」とやらの会費は

自腹だし、会員になると、入場料は

安くしてくれるらしいが

交通費や飯代は自腹だし、そこで緊張して

「声かけ」してさらに嫌味を言われたら、

それは一体何のプレイ?』


『…むー』









『大体お前、「大向こう」なんてのは

3階席の田舎者よ。』


『常連の定席になっていたらしいですけど。』


『そうさ、歌舞伎に限らず、落語でも

こいつらは気にいる奴と気に入らない奴に

歴然と差を付けた。』


『へえ?』


『下手糞には桟敷席で寝転がって見る。

舞台から見たら足袋の裏しか見えないから、

奴らは、隠語で「足袋裏芸人」と言った。』


『……なんて閉鎖的なんでしょう。』


『少なくとも、「声かけする人がいない」と

いう大前提の後に、

「金とって勉強会で人を集める」

「大向こうには上げてやるが、

「教える」という名目でいろいろと嫌味を

言う訳よ」

『はあ…』

『「あーいまの声はなっちゃねえなあ」

「よー、新入り、茶―買ってこい。」と

平然とそういうこと言うのは

どうかなあ』


『茶―買ってこいは知りませんが。』


『でも最初の2.3回は大事にお客さん扱い

するだろうけどあとは、パシリだぜ。』


『なーんか、体育会系の匂いがしますね。』









『こういう声掛け、初音会に関係なく

やっていいんだろ?』


『はあ…』


『連中がやっている掛け声の横で、

「あーいまのは遅いね。」、

「海堀さん声の伸びがなくなったねえ」と

さんざんに嫌味を言う。』


『喧嘩はやめましょうよ。』


『馬鹿野郎っ。』


『ひっ。』


『カットガラスの灰皿でテキーラを

飲んでいたら圧勝だ。』


『…なにに?』

















『大体、大向こうでの声かけも 

歌舞伎の一部で伝統芸能である、

というのなら、 おまえら初音会も、

「一子相伝」 堂々息子に継がせろよ。』


『でも、

息子は超いい企業に勤めてて忙しいし』


『…それができない連中が、一般公募で

金取って勉強会とは恐れ入る。

カットガラスの灰皿で殴ってでも…』


『…そもそも、そんないい企業に勤めていないような気が

します。』



『……』


『……』














では、『今日の二枚。』










82歳の海堀先生に教わる勉強会の馬鹿みなさん。

「関西・歌舞伎を愛する会」では、ビデオを見ながら掛け声のタイミングや声色について学ぶ(大阪市中央区)


『ここがねえ、遅いんだよ』と、ご指導してくださる。

なんで金払ってこんな侮辱と苦行を…














仙波師匠のパーカッションの極致。




こんな人が、『○○屋っ』とか叫んだら文句はいえんわなあ。






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2014年9月 2日 (火)

本能寺、4年ごとの真実

明智光秀の子孫、を自称する明智憲三郎なる人物が 

「本能寺の変431年目の真実」なる本を執筆して、

テレビに出た、というニュース。(livedoor newsへのリンク)

 

                           
                        

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買ってね。







『で、まあ。絶対買わないんですけど。

こいつは何者なんです?

光秀の正統って生き残ってるんですか?

山崎の戦いのあとで皆殺しにされたはずでしょう。』


『そこが、彼曰く「妾に産ませた傍系の10何代目」なんだそうだ。』


『あほらし。』




















『そんなこと言うな。本人いわく、「氏は、信長を暗殺したとされる

明智光秀の子孫ということで、自分を「明智」と紹介するのも

「辛くて辛くてしょうがない時代」を送った。」そうだぞっ。』


『で、まあ。彼曰く、というか 

ライブドアニュースの記事をコピペします。』


『うむ、STAPはあるとばかりの…』


『えーと、「氏の主張では、信長はかねてより

徳川家康を危険人物と見なしていた。

そして、信長が家康を本能寺におびき寄せてから暗殺するよう、

光秀に命じていたのだという。』


『ここら辺まではありそうな仮説だな。』


『本能寺の変の当時、家康は本能寺に向かって

上洛している最中であったとの記録が残っており、

また、光秀の家臣が記した記録にも本能寺に行くのは

家康を討ちに行くのかと思っていたとの記載がある。

だ、そうです。』







『ここら辺から話がおかしくなってくるんだよなー。

家康は堺にいたはずだし、

当時近畿にいた最大の軍団は、明智軍2万だった。

信長が家康からの暗殺を恐怖する状況ではなかったのだ。

皆殺しにされた 

光秀の家臣のメモ、って誰んだよ。』


『で、こっから先が、さらに明らかに

日本語としておかしいんです。 

編集なしでコピペするから、STAPがあってもいいじゃない…』


『…えーと。』


『で、ライブドアニュース曰く、「しかし、「イエズス会日本年報」には

信長が中国を征服するという野望を持っていたとの記録がある。 

光秀が中国への侵攻を命ぜられれば、  

最悪の場合、明智一族が  

滅亡してしまうことも考えられる。  

明智氏は、光秀は中国行きとなるか、 

謀反を起こすかの   

どちらかを選ばざるをえない状況  

だったと指摘した。



そして、そうした危機を感じた光秀は、
 

信長が家康を討とうとしていることを家康本人に伝え、 

光秀は家康と信長を暗殺することで   

協力関係を結んだのではないかと説明した。」と。』


『中国征伐は既定の命令だった訳だし
 

なんでそれで明智氏が  

滅びるのか説得力がないなー。』










『中国というと?People’s Repauric of China?』


『ああ、それだったら、今頃は天安門広場に

水色桔梗の明智の旗が並んでただろうになあ…』


『いや、光秀の時代、天安門広場ありませんですけどね。』








『まあ素直に岡山で行きどまっていた

中国地方への秀吉軍への応援と考えるにしても、

既に光秀軍に動員はかけられていたわけだ。

なんで必然の中国行きを拒否するか、謀反かという

二者択一になるながわからない。』


『その秘密は明智憲三郎先生の近著、

「本能寺の変431年目の真実」を買って、

この馬鹿に10%の印税を払って

読み解いてくださいよ。』


『絶対やだ。』

































では、『今日の生涯設計。』










この人物、明智憲三郎氏を紹介するにあたって、

ライブドアニュースが、枕詞のようにつけているのが

「三菱電機で

システムエンジニアをしていた」

という台詞。




だからなんだよ。










三菱電機だと緻密な歴史パズルが解けるのか?

あほらし。



ただし、システムエンジニアらしい計画性はあって、

彼は今回の著書の4年前、

三菱電機を退社する時にこんな本を出している。


                      

00000000000000000000000000000000000
427年とか

どうも区切りが悪いな、

と思ったらこいつ、

定年の時に

この本を出してるんです





                    

『4年ごとに真実が出てくる』あたり

絶対信用できねえだろう。



素晴らしいライフプラン。

お前定年前の数年間仕事してなかったな。



ここまで読者を馬鹿にした編年設定もないよな。

出版する価値があるとは思えないので自己資金か?

いいなー。









『まーた、明智にWordの講義だよ。』


『あいつ何やってんの?』


『さあ、もう正業からは干されて

家族史みたいのを書いてるらしいけど。』


『…うわあ』








ということで、明智先生の本をとりあえずは見てみよう。

立ち読みでいいから。

印税払わなくていいから。


大丈夫、今回見逃しても4年後彼は復活する。






オリンピック作家、と呼んでやろう。

っていうか、いまのうちに『本能寺の変435年目の事実。

姫たちの本能寺。』とか書けば大ヒットであろう。







書こうかな。





                     

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2014年8月26日 (火)

底辺からの脱出

全国学力テストの結果が公表された。 

都道府県別の成績では、かつて『小学校部門で最下位』だった 

沖縄県が、全教科で最下位脱出。というニュース。 

(読売の記事へのリンク)














それなら、結果はどうなったか、というとこちら。


                    

2014y08m26d_005846612











そんなわけで、変わって下位に落ちてしまった 

地域の皆さんは大変である。 

国語で愛知県が最低。(中日新聞の記事へのリンク) 

算数で滋賀県が最低。(京都新聞の記事へのリンク)

岐阜県が低位。(岐阜新聞の記事へのリンク)







トップを取っても大変らしい。 

(読売新聞 秋田県版へのリンク)


『家で自分で計画を立てて勉強しているか?』 Yes80%

『家で学校の授業の復習をしているか』 Yes90%


とか、ほんとかなあ?







ただ、これ。子供はほとんど意識していないと思うんですよ。
 

先生だけ神経質になってるとしたらいやだな。




『おらあ、来週から秋田さぁ研修だから。』


『いいなー。』

『なまはげ買って帰ってきてよ。』

『きりたんぽー』


とか、教育先進県に研修に行ったわけです。

沖縄なんかは、その成果が出て小学生は見事最下位脱出。












でも、これ『平均点』でしょ?


もちろん『群』として『全体をあげる』ということもあるわけですが、

『底の方の連中を集中して上げる、』ということもあって、

今回の学テでは、その傾向がみられたらしい。


もちろん、極論すれば

トップの連中だけ引き上げる

という方法もある。


平均点が上がるばかりではなく、エリートを育てられる。

平然と、そういうことをしている国は

横に隣に、いくらでもある。












そして、ガキども個々人は

『都道府県の名誉』なんか知ったこっちゃない。


そりゃ、点数が悪ければ、おかんに怒られる。 

でも、それ以上に

先生が怒るのは何故だろう。


校長室にまで呼び出されて、 

いつもはすっげー怖い担任の山中先生が 

ジャージじゃなくてスーツで直立不動だ。


山ほどの自習ドリルと、

おかんが判子を捺さないといけない

『自習記録帳』まで渡されて、

よほど腹が立ったんだろう、

校長先生は俺たちに椅子も与えないで、


『あんたんとこの馬鹿が

うちの平均点を下げてんですよ。』


といって、頭がつくくらい最敬礼しているおかんと俺を
 

汚いもののように校長室から押し出した。






アムネスティの連絡先ってどこですか?

(ここです。)










と、まあ。こんな話がないようにお願いしますよ。


なんだかんだいっても、成績公開には賛成だ。

それで、刺激を受けて沖縄が最下位を脱出したなら

それだけで意味がある。

『下位県』のローカルマスコミが騒ぎ、

それ以上に現場や教育委員会ではショックが走ってるだろうと思うと

それなりに効果はあるんだろう。


上に載せた寸劇のように、成績の悪い子に 

えげつない扱いをしないでほしい、とは思うが。





























では、『今日の一問。』















せっかくだから、今回出題された、小学生国語の

問題を見てみようじゃないか。

(文科省 平成26年度全国学力・学習状況調査の調査問題)

もちろんコピペだ。STAPわぁ、ありますってば。

2014y08m26d_153753375_2










































どうしても、アクロバットリーダーのコマンドバーが映りこむんだけど、

もういいや。



で、まあこの問題の正答としては3なんだけど、

普通の日本人小学生が、この状況で使うのは、

『山口さんも川島さんも、

どっちもどっちだ。』

という言葉だろう。








小学生が『五十歩百歩』なんて言わねえよ。


あほらし。







1.も間違っていないとは思う。

確かに弟にとっては、

五十歩百歩だ、と思う。

                 




                        
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2014年8月13日 (水)

監視カメラの前には風船を

京大が、文科省から巨額の支援を受けていた『実験』で

人物認識機能、さらにそれを追跡できる機能を持った

高性能カメラを39か所に設置。

来客者には「実験中であること」などを 3年8カ月にわたって、 

まったく周知せず、無断で稼働させていた、というニュース。

 

(読売新聞の記事へのリンク)








『STAP以上にくだらねえっ。』


『これ、撮影してどうするんですか?』


『撮影された無辜の民を、服装そのほかでロックオンして、 

「うわあ、このおっさん1時間もブラジャー売り場にいるよ」とか』


『……』


『いいか、これをお読みの皆さん、これが設置されているのは 

京都市内の新風館という、再開発ビルなんで、

うんといたずらしてやろう。』


『いやいやいや、犯罪を誘発するようなことを言うなって。』


『犯罪じゃなきゃいいんだろ? 

「1000人割烹着隊」を編成して 

ときどき振り返って、「STAPわぁ、ありますっ。」っていって 

ずんずん進む。』


『カメラがその割烹着隊を追ってくれなかったら

意味ないじゃないですか。』








『別の服でもいいぞ?

この新風館とかやらに入ってくる人には 

天六で買ってきた、200円の「虎柄Tシャツ」プレゼント。』


『全員がそれだったら迷うかなあ。』


『だろ?それでそのうちの一人が熱中症の振りかなんかして 

アーケードの真ん中で倒れるわけよ。』


『そういう時、監視カメラは警報とか出してくれないんでしょうか。』


『出すわけねえじゃねえかよ。

有人で監視してる訳じゃないんだ。

目前の犯罪も、病気も知ったこっちゃない』


『そういう意味では、情報量が多いと、こういうツールって

ハンドリングできないから意味がないですよね…』


『周りの連中は、「おいっ、どうしたっ。 

黄色と黒は勇気のしるし じゃなかったのか?」

って、はやし立てる。』


『……』


『……』

















『しかし今回、京大は馬鹿だからばれましたけど、

もう、こういった技術は空港とか、国の重要施設とかでは

すでに実際に運用されてると思うんですよね。』


『永田町とか、 国会や在外公館があるエリアでは 

街区ごとやっていそうだよな。』


『おっかない時代ですよねえ。』


『むかし、景山民夫が、べトコンだったかの恰好をして

モデルガンを持って防衛庁の前で記念撮影をしたそうだ…』


『捕まらなかったんすか?』


『びっしりと、公安にマークされたらしいが。』


『……』


















この新風館に関しては、カメラの存在も数も、 

わかっているわけだから、うんといたずらしてやろう。』


『やめてくださいよ?カメラ壊したり、

レンズにスプレー吹いたり、ガっちゃんのシール張ったり…』


『お前、えげつないこと考えるなあ。』


『えっへん。』


『それよりも犯罪にならない方法がある。』


『なんです?』


『それぞれのカメラのレンズ前に来るように、

女の子が風船を持って立っている。』


『うわあ…』


『名付けて、カメラへの阻塞気球作戦。』


『まあ、ハラスメント、としてはありそうですが…』















『大体、この件に関する「京大のいい訳」が腹立つんだっ。』


『…はあ。』


『この実験を主宰していた、情報メディアセンターってとこの

センター長やらが、こんな言い訳している。』


『はあ…』


『岡部寿男・同センター長は「システム調整に手間取り、 

(「カメラ作動中」の)表示を忘れていた。

プライバシー保護が徹底されていなかったことを 

深く反省している(しかし) 撮影は今年度いっぱい続ける。」

だそうだ。』


『「カメラ作動中」っていう表示がなくて悪かったな。

でも、まだやるぜ?っていう、

ふてくされにしか読めませんよねえ。』


『あと補助金もらっちゃったから、年度中は稼働させないと

予算の関係もあってややこしい、とかいうことなんだろうが。』


『「無断撮影した映像は今後使わず、消去する」ってのは、

いままで撮った映像は消去する。ってことなんですかね。』


『注意を受けたから申し訳のようにつけた「カメラ作動中」っていう 

施設内でたった2か所の、注意書き掲示以前の画像を 

消去するってことなんじゃないの?』


『うーん?』


『つまり、「カメラ作動中」の掲示以降のお客様は、

30カ店舗の施設内での、たった2か所の掲示で

「ご了解した」ことになるんだよな?』


『もう、全館に、

「見てるぞ」とかいう掲示を出してほしいですよねえ。』


『この野郎っ。

あの「副センター長」は自殺して責任を…

とってないかもしれないと思うけど…』


『まあ、ねえ…』


『それなら「センター長」たる貴様もっ。』


『やめろって…』




























では、『今日の風船。』











風船を膨らませる。












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